2012年8月18日(土) LCCT→マラッカ→ドゥマイ(インドネシア)
【第1部】
なんと、明日がイスラムの祝日らしく大変なことになってしまいました。(知らない私が悪い)
飛行機はいつもの如く予定より40分も早い5:50AMにクアラルンプールLCCTに着きました。外気温25度、確実に東京より涼しいです。今日は長らく行ってみたいと思っていたマラッカへ行く予定です。有名なニョニャ料理を食べ、ビールを飲みながらマラッカ海峡に沈む夕日を眺めまったりするつもりです。
LCCTからマラッカへの直行バスは9:00AMとの情報なので、まずは空港ロビーでメールの処理を1時間半ほどしてからチケットを買うため場所をインフォメーションで確認します。「まっすぐ行って左」と言っているようです。確かにLCCTのバス乗り場は国内線到着ゲートの向こう側(建物外の敷地の一番端っこ)です。行ってみるとトランスナショナルのバスが止まっており、係員にチケット売り場を訪ねます。と、建物の中で買えと言ってます。訳が分からず再度インフォメーションにしつこく確認すると、国内線到着ゲートの中のチケットブースを言っているようです。半信半疑で国内線出口の係員に「バスチケットを買いたいのですが。。。」と言うと、入れのサイン、堂々と入場禁止のサインを横目に逆走です。中に入ると確かにトランスナショナルのチケットブースが。日本の常識は通じないですね。
マラッカ行きのバスは快適でしたが、なんと乗客の半数が日本人でびっくりしました。夏休みとは言え日本からLCCに乗ってマラッカに行くんですかね。マラッカ・バスターミナルから先はどうするのでしょう。人のことはさておき、自分がこれから市内へどういくか考えないといけない番です。マラッカ・バスターミナルは長距離と近距離の2つの円形の乗り場がありますが、ちょっと複雑な作りで近距離ターミナルがよくわかりません。うろうろしながらやっと見つけ係員にダッチ・スクウェア行きを教えてもらいました(05番のバス、1リンギット)。でも乗ったはいいですが初めての場所なので降りるところがわかりません。車内は非常に混んでいて奥へ押しやられ運転手に聞くこともできません。それらしい場所で隣のおやじに「ここはダッチ・スクウェアか?」と聞くとダッチ・スクウェアなど聞いたことないとのこと。「Museumなら次だ!」と言います。よくわかりませんが相槌を打っておきます。ふっと外を見るとピンクの洒落た教会っぽい建物、ガイドブックで見慣れたスタダイスです。バス停の看板を見るとしっかりスタダイスの文字が。ここがダッチ・スクウェアだったのか!と思ったのも束の間、出口のドアが閉まってバスは出発です。でも自分の位置が確認できやれやれ一安心です。
結局次のバス停で降りたのですが、地図で見るとラッキーにもドゥマイ行きのフェリー乗り場の近くです。まずは明日のチケットを確保することにします。地図に書いてある辺りを探しますがどうもフェリー乗り場が見当たりません。ただ掘っ立て小屋風のチケット売り場があるだけです。とりあえず「明日のフェリーは何時?」と聞くと「明日はないよ。今日の3:00PMか明後日だよ!」との想定外の答え。毎日フェリーがあるものと思い込んでいたためショックは隠せません。明後日だとたぶん日本に帰れなくなるので今日行くしかありません。ニョニャ料理はお預けです。仕方なく今日のチケット(110リンギット)を買いますが、出発まで2時間ちょっとしかありません。出国手続きなどを考えれば観光は1時間といったところでしょうか。「乗り場はあっちだよ!」とおばちゃんがあさっての方向を指します。ガイドブックと全然違います。しかたなくバスで来た方向(スタダイスの方向)へ人に道を聞きつつ歩くこと400メートルほど、やっとフェリー・ターミナルに到着です。真新しい建物ですがOPENしたてで設備が十分整っていないようです。待ち合い椅子にはビニールカバーがまだかかっています。とりあえず貴重品だけ持ってお約束の観光です。荷物はその辺に放置、取られたら仕方ないですね。
午後1時過ぎの灼熱の太陽の下を汗だくになりながらスタダイスまで歩きます。ここは中国か?と思われるほど中国人だらけです。まあ、中国のほうが距離的に近いから数が多いのもごもっともですが、寂しい限りです。遺跡にはあまり興味はないのですが、丘の上に何かあるようなので行ってみることに。丘の上は昔の建物があり何かの名所のようです。眺めがよく日陰で涼しいので暫し休憩です。と、日本人観光客の団体様のご到着、現地人ガイドが日本語で解説しています。しっかりタダ聞きしたものの、あまり興味がわきません。時間もないのでこれで観光終わり!
2時過ぎにはフェリー・ターミナルへ戻り乗船を待つことに。腹が減ってきましたが食堂も売店もありません。仕方なく羽田で買ったピーナッツの残りでとりあえず誤魔化します(意外と高カロリー)。フェリーが到着したらしく到着口から人がどっと出てきます。もうすぐかなあ、と思っていると搭乗口側に人が三々五々吸い込まれていきます。時間も時間だしそろそろかと入口に向かいチケットを係官に見せると、違うとのジェスチャー。「はあ? これじゃないわけ?」仕方なく、ここのチケット・カウンターで確認すると、いきなりチケットを取り上げられ何やらパソコンに入力しています。結局チケットとともにインドネシアのイミグレカード(名前記入済)とプラスチックのカードを渡され、20リンギット徴収されました。イミグレカードくらい自分で書くのにボッタクリです。。。
時計は既に4時を過ぎています。これでは着く頃には暗くなりそうです。やっとフェリーが到着したようで人が到着口からどっと出てきます。暫くして下船が終了、乗船のサインが出てみんな走ります。ところが皆が向かった先は到着口、なんと係官たちは横着をして逆ルートで人を乗せようという魂胆です。だからパスポート・コントロールも入国係官の台を後ろからすり抜け、船側から並びなおし、終わるとそのまま回れ右をして乗船です。何百回と入出国審査を受けましたが、逆から並ぶなんて初めてです。人数が少ないからといって手抜きも凄いです。乗船は30人ほどであっというまに出発です。時刻は既に4時半を回ってました。
【第1部】
なんと、明日がイスラムの祝日らしく大変なことになってしまいました。(知らない私が悪い)
飛行機はいつもの如く予定より40分も早い5:50AMにクアラルンプールLCCTに着きました。外気温25度、確実に東京より涼しいです。今日は長らく行ってみたいと思っていたマラッカへ行く予定です。有名なニョニャ料理を食べ、ビールを飲みながらマラッカ海峡に沈む夕日を眺めまったりするつもりです。
まだ暗い中LCCTを歩く乗客 |
朝6時なのにLCCT建物は活気で溢れてます |
LCCTからマラッカへの直行バスは9:00AMとの情報なので、まずは空港ロビーでメールの処理を1時間半ほどしてからチケットを買うため場所をインフォメーションで確認します。「まっすぐ行って左」と言っているようです。確かにLCCTのバス乗り場は国内線到着ゲートの向こう側(建物外の敷地の一番端っこ)です。行ってみるとトランスナショナルのバスが止まっており、係員にチケット売り場を訪ねます。と、建物の中で買えと言ってます。訳が分からず再度インフォメーションにしつこく確認すると、国内線到着ゲートの中のチケットブースを言っているようです。半信半疑で国内線出口の係員に「バスチケットを買いたいのですが。。。」と言うと、入れのサイン、堂々と入場禁止のサインを横目に逆走です。中に入ると確かにトランスナショナルのチケットブースが。日本の常識は通じないですね。
国内線到着口のチケット売り場 |
マラッカ行きバスはこんなに増えていた! |
マラッカ行きのバスは快適でしたが、なんと乗客の半数が日本人でびっくりしました。夏休みとは言え日本からLCCに乗ってマラッカに行くんですかね。マラッカ・バスターミナルから先はどうするのでしょう。人のことはさておき、自分がこれから市内へどういくか考えないといけない番です。マラッカ・バスターミナルは長距離と近距離の2つの円形の乗り場がありますが、ちょっと複雑な作りで近距離ターミナルがよくわかりません。うろうろしながらやっと見つけ係員にダッチ・スクウェア行きを教えてもらいました(05番のバス、1リンギット)。でも乗ったはいいですが初めての場所なので降りるところがわかりません。車内は非常に混んでいて奥へ押しやられ運転手に聞くこともできません。それらしい場所で隣のおやじに「ここはダッチ・スクウェアか?」と聞くとダッチ・スクウェアなど聞いたことないとのこと。「Museumなら次だ!」と言います。よくわかりませんが相槌を打っておきます。ふっと外を見るとピンクの洒落た教会っぽい建物、ガイドブックで見慣れたスタダイスです。バス停の看板を見るとしっかりスタダイスの文字が。ここがダッチ・スクウェアだったのか!と思ったのも束の間、出口のドアが閉まってバスは出発です。でも自分の位置が確認できやれやれ一安心です。
トランスナショナルのバス |
快適なバスの社内(1人がけ椅子もある) |
マラッカ セントラルBT |
結局次のバス停で降りたのですが、地図で見るとラッキーにもドゥマイ行きのフェリー乗り場の近くです。まずは明日のチケットを確保することにします。地図に書いてある辺りを探しますがどうもフェリー乗り場が見当たりません。ただ掘っ立て小屋風のチケット売り場があるだけです。とりあえず「明日のフェリーは何時?」と聞くと「明日はないよ。今日の3:00PMか明後日だよ!」との想定外の答え。毎日フェリーがあるものと思い込んでいたためショックは隠せません。明後日だとたぶん日本に帰れなくなるので今日行くしかありません。ニョニャ料理はお預けです。仕方なく今日のチケット(110リンギット)を買いますが、出発まで2時間ちょっとしかありません。出国手続きなどを考えれば観光は1時間といったところでしょうか。「乗り場はあっちだよ!」とおばちゃんがあさっての方向を指します。ガイドブックと全然違います。しかたなくバスで来た方向(スタダイスの方向)へ人に道を聞きつつ歩くこと400メートルほど、やっとフェリー・ターミナルに到着です。真新しい建物ですがOPENしたてで設備が十分整っていないようです。待ち合い椅子にはビニールカバーがまだかかっています。とりあえず貴重品だけ持ってお約束の観光です。荷物はその辺に放置、取られたら仕方ないですね。
船のミュージアム |
チケット売り場(旧乗り場付近) |
新フェリー・ターミナル(兼チケット売り場) -裏面 |
午後1時過ぎの灼熱の太陽の下を汗だくになりながらスタダイスまで歩きます。ここは中国か?と思われるほど中国人だらけです。まあ、中国のほうが距離的に近いから数が多いのもごもっともですが、寂しい限りです。遺跡にはあまり興味はないのですが、丘の上に何かあるようなので行ってみることに。丘の上は昔の建物があり何かの名所のようです。眺めがよく日陰で涼しいので暫し休憩です。と、日本人観光客の団体様のご到着、現地人ガイドが日本語で解説しています。しっかりタダ聞きしたものの、あまり興味がわきません。時間もないのでこれで観光終わり!
中国人に占領されたスタダイス |
スタダイスの2階からダッチスクウェアを見下ろす |
旧建物へ向かう(結構な坂です!) |
旧建物の中。天井は無いがマカオよりまし? |
2時過ぎにはフェリー・ターミナルへ戻り乗船を待つことに。腹が減ってきましたが食堂も売店もありません。仕方なく羽田で買ったピーナッツの残りでとりあえず誤魔化します(意外と高カロリー)。フェリーが到着したらしく到着口から人がどっと出てきます。もうすぐかなあ、と思っていると搭乗口側に人が三々五々吸い込まれていきます。時間も時間だしそろそろかと入口に向かいチケットを係官に見せると、違うとのジェスチャー。「はあ? これじゃないわけ?」仕方なく、ここのチケット・カウンターで確認すると、いきなりチケットを取り上げられ何やらパソコンに入力しています。結局チケットとともにインドネシアのイミグレカード(名前記入済)とプラスチックのカードを渡され、20リンギット徴収されました。イミグレカードくらい自分で書くのにボッタクリです。。。
新フェリーターミナルの内部。椅子にはビニールが。。。 |
みんなアライバル・ホールに向かいます! |
時計は既に4時を過ぎています。これでは着く頃には暗くなりそうです。やっとフェリーが到着したようで人が到着口からどっと出てきます。暫くして下船が終了、乗船のサインが出てみんな走ります。ところが皆が向かった先は到着口、なんと係官たちは横着をして逆ルートで人を乗せようという魂胆です。だからパスポート・コントロールも入国係官の台を後ろからすり抜け、船側から並びなおし、終わるとそのまま回れ右をして乗船です。何百回と入出国審査を受けましたが、逆から並ぶなんて初めてです。人数が少ないからといって手抜きも凄いです。乗船は30人ほどであっというまに出発です。時刻は既に4時半を回ってました。
我先に乗り込む人たち。。。 |
運河にフェリーは停泊します |
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