2014年8月30日(土) ダンブッラ→シーギリヤ→コロンボ
今日はシーギリヤ・ロックに登ってコロンボまで戻らなければなりません。もっとゆっくりしたいのですが、格安航空券なので仕方ないですね。
シーギリヤまではダンブッラBTからバスが出ています。6:45にはバスターミナルに到着してバスを待ちます。バスは意外にもミニバスで7時に出発です。このバス、通勤バスでいろんな所で乗り降りがあり、シーギリアまで1時間近くかかりました。それもシーギリアが終点でなく、乗客のおっさんがお前ここで降りるのだろうと態度で教えてくれました。おっさん、ありがとう!
降りたところはなーんにも無いところ、降りたのも数人です。観光客はいないのか?と思いたいくらいです。皆さん、こんなローカル・バスは使わないのでしょうね。歩き始めるとシーギリヤの異様な様が目に飛び込んできます。
歩いていくと何もありません。何これ?という感じです。普通、観光地の周りはいろんな商店があります。でも、ここは全く何もありません。荷物を預けようと思っていたのですが、これではどうしようもありません。バス停から正面入り口のチケット売り場までかなりの距離がありますが、その間に何もありませんでした。昔は宮殿だったということで周りはお堀になっています。結構立派。予想外です。こんな立派なお堀を鑑賞する観光客は少ないでしょうね。でも暑い。。
チケット売り場は入り口から少し離れたところあります(何故か保護色のグリーンの建物)。入場料ははっきり言ってボッタクリ価格です(3,900Rs)。まあ、ここまで来て入らない訳にはいきませんので仕方ありません。この辺で日本のガイドのしつこいお誘いがあります(たぶん、地球の歩き方で日本人と判別しているようです)。
入り口にチェックポイントがあり、チケットの確認がありDVDらしきものをくれます(まだ見てないですが)。そしていよいよ入場です。
城壁らしきものを抜けると、広い前庭になりまっすぐに道が通っており、その奥にシーギリヤの全景が見えます。確かに異様です。朝も結構早い時間だと思いますが、結構な観光客がいます。人種はさまざま。でも一番多いのは多分日本人。意外でした、こんなに人気なのは、たぶん、長瀬のCMが効いているのでしょうか?
いよいよ登り始めます。
これが結構急な石段できついです。普段の運動不足のためかすぐに息が切れます。
さらに登ると見晴台があって緑の台地を眺めることができます。 そして、いよいよシーギリヤ・レディとのご対面です。
シーギリヤ・レディは岩のオーバーハングのところに書かれているため、垂直の螺旋階段を登っていきます。確かにそのフレスコ画は色鮮やかで凄いと思います。ミラノで見た最後の晩餐より状態がよいのではないかと思います。
個々の部分だけでなく全体を写しておけばよかったですね。
聞くつもりはないのですが、周りの日本人ガイドの説明が聞こえてきます。人も増えてきたので撤退です。
本道へ戻って上を目指します。途中、前庭が良く見えるところを通るとまもなくライオン像(今は足のみ)の広場に出ます。ここで一休みをするといよいよ絶壁登りになります。でも、何のことはない、金属製の階段が頂上まで続いています。
この階段、手すりが低くて結構怖いです。下をみるとちょっとだけ足がすくみました。
頂上は結構広いです。住居跡がたくさんあり、本当に宮殿があったことを物語っています。よくこんなところに宮殿を建てたものですね。
頂上は暑いし単調だし何もすることがないしすぐに飽きてしまいます。コロンボに戻ることが気になってほどなく退散です。降りていくときも結構怖いです。
降りる道はライオン像のすぐ下から別の道(石段でない)を行きます。正面の道に戻ってほどなく、いきなり若い女性から声を掛けられました。それも日本語で。
「写真とっていただけますか?」
美人です。ホイホイとシーギリヤ・ロックをバックに写真を撮ってあげて、その後なんとなく雑談をしつつ、シーギリヤ博物館を一緒に見学。いい雰囲気になってきたなぁと思ったとたん、
「10時からエステ予約してますので失礼します」
とあえなく撃沈。まあ、こんなもんでしょ。
管理事務室に預けてあった荷物を引き取って、再びローカルバス停へ。途中、バスからと思われるバックパッカー風の若い西洋人4~5人とすれ違います。もしかしてバスは行ったばかりかも。。。
バス停(看板など一切あありません)に着くと地元民の家族がバスを待っていました。バス停に間違いありません。でも待てど暮らせどバスが来ません。やっぱり昼間は1時間に1本のようです。
待つこと40分、やっとバスが来ました。今度は大型バスでした。
バスに乗っていると象が来ました。観光用の象らしく、西洋人を背にのせています。よせばいいのにここで、まっ黄色で大きな糞を2つ、消火栓が噴出すようなおしっこを30秒ほどバスの乗客に見せ付けました。やはり凄いですね、道路は水浸しです。
ダンブッラ新市街でバスを降り、とりあえず水を買ってさてこれからどうしたもかと思ったところ、15番コロンボ行きのバスが来ました。あまりのタイミングの良さに驚きながらも、飛び乗ってしましました。時計は11:45AMでした。
コロンボの街中に入ると至るところにお釈迦様像があります。さすが仏教国。でも見かけがインド人に見えるスリランカの人たちが仏教徒というのも何か違和感があります。南インドはシバ神とかガネーシャとかが似合うように思います。
不安なのはこのバスがどこに止まるのか?ということです。5:30PM過ぎ、終点に到着です。どうやら民営バスターミナル(セントラルBTの南隣)に着いたようです。場所がわかればこっちのものです。FORT駅前あたりで安宿を探します。いくつかありましたが、日本人がとても泊まれるようなしろものではありません、却下です。
いろいろ歩き回っているうちに暗くなってくるし、途方にくれかかってきたとき、はたとYMCAがひらめきました。コルカタのサダル・ストリートで困ったとき駆け込んだのがYMCAでした。同じイギリス領だったので期待が持てます。
距離があるのでリキシャに乗って移動です。やはりボッタクリ値段を言ってくるので半値に値切ります。薄暗いYMCAのレセプションにはいかにも風のオヤジが座っていましたが、思いのほか愛想が良く、部屋もあり助かりました(結果的に良かったかはあとで)。
ゆっくりシャワー(共同)を浴び、それからFORT駅を探索しおいしくない食事をして寝ました。 今日も長い1日でした。
適当なところがなく駅前食堂で食べる。
今日はシーギリヤ・ロックに登ってコロンボまで戻らなければなりません。もっとゆっくりしたいのですが、格安航空券なので仕方ないですね。
シーギリヤまではダンブッラBTからバスが出ています。6:45にはバスターミナルに到着してバスを待ちます。バスは意外にもミニバスで7時に出発です。このバス、通勤バスでいろんな所で乗り降りがあり、シーギリアまで1時間近くかかりました。それもシーギリアが終点でなく、乗客のおっさんがお前ここで降りるのだろうと態度で教えてくれました。おっさん、ありがとう!
ダンブッラBT |
TATAのバスです |
これがシーギリヤに行くバス |
降りたところはなーんにも無いところ、降りたのも数人です。観光客はいないのか?と思いたいくらいです。皆さん、こんなローカル・バスは使わないのでしょうね。歩き始めるとシーギリヤの異様な様が目に飛び込んできます。
バス停から歩き始める。数人しか降りない。 |
シーギリヤが見えてきます。 |
歩いていくと何もありません。何これ?という感じです。普通、観光地の周りはいろんな商店があります。でも、ここは全く何もありません。荷物を預けようと思っていたのですが、これではどうしようもありません。バス停から正面入り口のチケット売り場までかなりの距離がありますが、その間に何もありませんでした。昔は宮殿だったということで周りはお堀になっています。結構立派。予想外です。こんな立派なお堀を鑑賞する観光客は少ないでしょうね。でも暑い。。
チケット売り場は入り口から少し離れたところあります(何故か保護色のグリーンの建物)。入場料ははっきり言ってボッタクリ価格です(3,900Rs)。まあ、ここまで来て入らない訳にはいきませんので仕方ありません。この辺で日本のガイドのしつこいお誘いがあります(たぶん、地球の歩き方で日本人と判別しているようです)。
入り口にチェックポイントがあり、チケットの確認がありDVDらしきものをくれます(まだ見てないですが)。そしていよいよ入場です。
チェックポイント |
チケット売り場は奥にあります |
チェックポイント通過 |
城壁らしきものを抜けると、広い前庭になりまっすぐに道が通っており、その奥にシーギリヤの全景が見えます。確かに異様です。朝も結構早い時間だと思いますが、結構な観光客がいます。人種はさまざま。でも一番多いのは多分日本人。意外でした、こんなに人気なのは、たぶん、長瀬のCMが効いているのでしょうか?
最初はこんな感じ |
ちゃんと道ができています |
犬が多い |
これが結構急な石段できついです。普段の運動不足のためかすぐに息が切れます。
石段を登ります |
サルも沢山います。次はキジか? |
地元の家族? |
さらに登ると見晴台があって緑の台地を眺めることができます。 そして、いよいよシーギリヤ・レディとのご対面です。
結構つらいです |
緑の風景 |
これから岩場です |
シーギリヤ・レディは岩のオーバーハングのところに書かれているため、垂直の螺旋階段を登っていきます。確かにそのフレスコ画は色鮮やかで凄いと思います。ミラノで見た最後の晩餐より状態がよいのではないかと思います。
個々の部分だけでなく全体を写しておけばよかったですね。
螺旋階段 |
その1 |
その2 |
その3 |
その4 |
聞くつもりはないのですが、周りの日本人ガイドの説明が聞こえてきます。人も増えてきたので撤退です。
本道へ戻って上を目指します。途中、前庭が良く見えるところを通るとまもなくライオン像(今は足のみ)の広場に出ます。ここで一休みをするといよいよ絶壁登りになります。でも、何のことはない、金属製の階段が頂上まで続いています。
見晴らしがよい |
ライオンの足元から数珠つなぎで登ります |
上まではこんな感じ |
この階段、手すりが低くて結構怖いです。下をみるとちょっとだけ足がすくみました。
登頂風景1 |
登頂風景2 |
登頂風景3 |
頂上は結構広いです。住居跡がたくさんあり、本当に宮殿があったことを物語っています。よくこんなところに宮殿を建てたものですね。
前庭 |
一番高いところ |
休憩です |
先まで広がっています |
頂上は暑いし単調だし何もすることがないしすぐに飽きてしまいます。コロンボに戻ることが気になってほどなく退散です。降りていくときも結構怖いです。
降りる道はライオン像のすぐ下から別の道(石段でない)を行きます。正面の道に戻ってほどなく、いきなり若い女性から声を掛けられました。それも日本語で。
「写真とっていただけますか?」
美人です。ホイホイとシーギリヤ・ロックをバックに写真を撮ってあげて、その後なんとなく雑談をしつつ、シーギリヤ博物館を一緒に見学。いい雰囲気になってきたなぁと思ったとたん、
「10時からエステ予約してますので失礼します」
とあえなく撃沈。まあ、こんなもんでしょ。
博物館入り口とくだんの女性の後姿。 |
管理事務室に預けてあった荷物を引き取って、再びローカルバス停へ。途中、バスからと思われるバックパッカー風の若い西洋人4~5人とすれ違います。もしかしてバスは行ったばかりかも。。。
バス停(看板など一切あありません)に着くと地元民の家族がバスを待っていました。バス停に間違いありません。でも待てど暮らせどバスが来ません。やっぱり昼間は1時間に1本のようです。
トカゲの一種? |
バス停から見えるシーギリヤ・ロック |
黄色い花をつける木 |
待つこと40分、やっとバスが来ました。今度は大型バスでした。
バスに乗っていると象が来ました。観光用の象らしく、西洋人を背にのせています。よせばいいのにここで、まっ黄色で大きな糞を2つ、消火栓が噴出すようなおしっこを30秒ほどバスの乗客に見せ付けました。やはり凄いですね、道路は水浸しです。
ゾウ1 |
ゾウ2 |
ダンブッラ新市街でバスを降り、とりあえず水を買ってさてこれからどうしたもかと思ったところ、15番コロンボ行きのバスが来ました。あまりのタイミングの良さに驚きながらも、飛び乗ってしましました。時計は11:45AMでした。
人が集まっているところがバス停です。 |
光るお釈迦様、よくあるパターンです(ドライブインにて) |
コロンボの街中に入ると至るところにお釈迦様像があります。さすが仏教国。でも見かけがインド人に見えるスリランカの人たちが仏教徒というのも何か違和感があります。南インドはシバ神とかガネーシャとかが似合うように思います。
このバスがコロンボ行き15番バス |
お釈迦様 |
通行人 |
箱入り娘ならぬ、箱入りお釈迦様 |
不安なのはこのバスがどこに止まるのか?ということです。5:30PM過ぎ、終点に到着です。どうやら民営バスターミナル(セントラルBTの南隣)に着いたようです。場所がわかればこっちのものです。FORT駅前あたりで安宿を探します。いくつかありましたが、日本人がとても泊まれるようなしろものではありません、却下です。
すぐそばは水上マーケット |
民営バスターミナル |
鉄道FORT駅 |
いろいろ歩き回っているうちに暗くなってくるし、途方にくれかかってきたとき、はたとYMCAがひらめきました。コルカタのサダル・ストリートで困ったとき駆け込んだのがYMCAでした。同じイギリス領だったので期待が持てます。
距離があるのでリキシャに乗って移動です。やはりボッタクリ値段を言ってくるので半値に値切ります。薄暗いYMCAのレセプションにはいかにも風のオヤジが座っていましたが、思いのほか愛想が良く、部屋もあり助かりました(結果的に良かったかはあとで)。
ゆっくりシャワー(共同)を浴び、それからFORT駅を探索しおいしくない食事をして寝ました。 今日も長い1日でした。
由緒正しい YMCAです。 |
路線図? |
切符を買う人々 |
値段表 |
適当なところがなく駅前食堂で食べる。
チキンカレー |
キリティー |
店内の様子 |
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