2014年1月3日金曜日

中国のミャンマーを目指して 7

2013年1月3日(金) (瑞麗)→昆明

 昨夕に瑞麗を出発した寝台バスは途中トイレ休憩を挟んで順調に昆明を目指します。すると夜中に料金所みたいなところで止まり、IDカードやパスポートを集められ何やら全員下車させられます。公安の検閲のようです。外国人である私は荷物を全部持って来るように命じられました。とある建物に入ると、逃げられないように重い鉄の扉が閉められ、ただならぬ雰囲気です。既にミャンマー人の女性たちが全ての荷物検査をされています。一昨日公安に連行された身なので緊張感漂う中検査開始です。変な物が出てきたらアウトでしょう。
 検査担当は英語が喋れるようなのですが、これが中学1年生以下。単語の羅列で如何ともし難い。私の中国語のほうがましなレベルです。言葉が通じなければ検査もいい加減になります。そのうちひょうきんな係員が、「こんにちは!」「ありがと!」と話始め、怪しい中国人状態になります。こちらのTVでは必ず反日映画が毎日流れていて、日本人役は必ず日本語で喋る(中国語の字幕は出る)ので片言の日本語知る人は多いのでしょう。 結局、和やかな雰囲気で検査終了、事なきを得ました。
 ※写真はありません。雰囲気的に写真が撮れる状態ではないので。。。

なんでもありの運転手

17時間余り世話になったバス

 煙くて目が覚めました。見ると運転手が煙草を吸っています。もちろん車内には禁煙の文字やステッカーが貼ってあります。運転手自ら違反ですが、まあここは中国なので仕方ありません。乗客が相乗りして吸わないだけ良しとしましょう。
 そして、瑞麗を出発して17時間15分後、午前11時15分やっととある駐車場にバスは止まりました。しかしここがどこかさっぱり分かりません。もちろん昆明西バスターミナルではありません。仕方ないので中国人と一緒に白タクのバンに乗って昆明火車站を目指します。 いろいろな所に寄ったため結局1時間後にやっと昆明火車站の近くに降ろされました。というか建設中の新幹線駅のところで降ろされました。見ると他の白タクから人が結構ここで降りています。もしやと思ってその後をつけると、怪しい地下道や路地を通って約10分で昆明火車站に到着です。なるほど。。。

昆明駅に続く怪しい地下通路(物売りたくさんいる)

完璧な裏道です。。。

昆明駅を背にメインロードを望む

 駅に荷物を預け、街の探検と宿探しです。7年前に来たことはあるのですが街がかなり変わっていて初めての街のようです(ガイドブックも古いし。。。)。どうにか手ごろな値段の綺麗なチェーン・ホテル(連鎖ホテル)を確保し、ぜひ食べてみたいと思っていた雲南名物「過橋米線」に突撃です。橋香園というチェーン店が有名とのことで探したところすぐに見つかり闖入です。メニューはグレードで値段が変わりますが、「進士」のグレードを選定、ビールも頼みました。

過橋米線の有名チェーン店

進士をオーダー(ビールは別)。これが全量。

鳥のお吸い物

二段重ねの下?はこうなっている

具を全て投入!

 周りの雰囲気はこんな感じです。皆さんはこんあ豪華な具のものは頼んでいません。パックのものを頼んで皆でつつきながら楽しく食べているようでした。こんな具だくさんは観光客だけのようです。まあ、高いですし。
 味は見た目のとおり、白湯であっさりした感じです。解説では、熱々で表面に油が敷かれて全然冷めないということでしたが、思ったほど熱くなく直ぐにぬるくなってしまいました。 冬がからでしょうか。。。

値段が安いとセルフ。奥の窓で受け取る。

入店時間が遅くてよかった

窓際の席をゲット!

 おなかも膨れたところで街のさらまる散策です。
昆明の町は火車站(電車駅)が街の中心ではありません。数キロ離れたエリアが中心のようです。バスで行くのも何なので散歩がてら歩くことに。確かに結構遠いですが、やっと到着。そこは広場から歩行者天国が広がっていました。

金河広場、だったかなぁ

ここにもありました。

ポーズをとる少女。もう春節飾りは始まっている

 本当の中心地は円形の広場で周りにいくつかの百貨店があり、夜でも華やかでした。何故かユニクロがあり、結構お客さんが入ってました(西洋人が多かった)。また、この広場には人しかはいれないように完全に車・バイク・自転車はブロックされていて歩きやすかったです。 明日は4時起きなので早く帰って寝ます。

此処が昆明の中心地!

車は完全ブロック


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