2012年7月2日月曜日

番外編 岡山B級グルメ 第7弾

第7弾 たまごかけご飯 (食堂かめっち)

今回は、岡山B級グルメでも全国区・真打級の登場です。ここは結構ローカルな場所にあり、食べに行く交通費のほうが確実に高いという、「たまごかけご飯」です。

そのお店は岡山駅から津山線で1時間ちょっとにある「亀甲(かめのこう)」駅から歩けるところにります。二両編成のディーゼル車は何故かちょうど乗客全員が座れるくらいの込み具合です。同じBOXシートに乗り合わせた女子高生二人組の一人は、お笑いの河本準一に顔も体型もそっくりなのでびっくりしました。岡山はこの手の顔だちが多いのでしょうか?岡山駅を出てほどなく辺りは山がちの風景、いわゆる里山の景観です。まあ、癒されますね。
二両編成の津山線
車窓からの風景

同じような景色をぼーと見ているとあっという間に亀甲駅に到着です。駅を降りて地図どおりに目的地を目指そうとすると、道がやけに狭いです(写真)。道がよくわからず心配になり挙動不審者状態です。そこにいきなり「おはようございます!」と明るいあいさつ。そう、目の前の町役場に出勤する(たぶん)女性職員たちがあいさつをしてきます。びっくりして会釈をするのがやっとでした。地図をたよりに小さな川を越えると中学校。するとあちらこちらから「おはようございます!」の明るい中学生たちの挨拶合戦。今度は心に準備ができているので挨拶を返すことができましたが、ここはどうなっているのじゃぁ!
左が町役場、正面が進んだ道
国道を横切ればのぼりの目印が・・・

国道を渡ると「たまごかけごはん」の黄色いのぼり。それに沿って急勾配の坂を喘ぎながら上っていくとその途中に「黄福広場」の建物、「食堂かめっち」はこの一角にありました。着いたときには汗だくです。人気がなくしぃんとしてます。まだ開店までに時間があるので黄福広場で休んでいると、朝練の女子中学生でしょうか、掛け声よろしく坂道を登ってくると、「おはようございます!」といきなり不意打ち攻撃。ACジャパン「あいさつの魔法」真っ青のあいさつ合戦がここ美咲町では繰り広げられています。まだまだ捨てたもんんじゃぁないですね。汗をふきふき開店時間を待っていると、おばちゃんが広場の掃き掃除を始めてちょっと世間話。そのうち管理者風のおじさんが上ってきて「お疲れまです!」といきなり挨拶攻撃。その後おじさんと世間話。なかなかゆっくりさせてくれません。
これが黄福広場だぁ!
走りながらあしさつをした女子中学生一団

さて、開店時間になり300円の黄福定食なるものを券売機で購入、おばちゃんに渡すと速攻で定食が出てきました。これが有名な「たまごかけごはん」かと思いながら賞味。朝から丼飯2杯はここ20年なかったことです。食べ終わったらやることがないので退却です。この間12分の出来事でした。
あつあつです
一杯目
二杯目(丼が変わっているでしょ)

丘の中腹から見る景色ものどかで良いものです。久しぶりに田舎にきたなあ、と感じました。駅に戻ると何やら駅舎が変であることに気がつきました。駅の反対側のホームから見ると、なんと駅舎が亀になっているではありませんか。それも頭がカラフル、目が時計になっています。ここまでやるとアッパレです。駅舎内には実物のカメもいました。また、JR西日本のマナー・ポスターも明らかに東日本と違っていて面白いものがあります。
亀甲(かめのこう)駅舎
関西らしいポスター?

たまには日本の田舎もいいもんですね。(でも私は国境を目指します)

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