これからカンボジアの未知のエリアに踏み込みます。今日はプノンペンからバッタンバン、パイリンを経由して国境の村まで行く予定です。状況によってはバッタンバン、もしくはパイリンまでしかいけないかも知れません。バッタンバンまでは定期バスがあるようですが、その先は乗合タクシーか乗合トラックになる模様です。行って見なければわかりません。
【GST社待合室】
ホテルの朝食をしっかり食べ、7時にはセントラル・マーケットのバスステーションに向かいます。GST社の窓口で聞いたらバッタンバン行きは7時45分とのこと、まあよいかとチケット購入。やはりここはカンボジア、定刻には出発しません。30分遅れで出発するも、30分間市内をうろうろしてさらに乗客をピックアップします。結局本格的に出発したのは1時間後の8時45分です。まあ、こんなものでしょう。順調に走ること1時間、何もないところで停車します。何だろうと思ったらトイレ休憩です。カンボジアのトイレの多く(男子はほとんど)は野原です。ここもそのようです。汚いトイレよりはよっぽどましですね(女子は困るでしょうけれど)。
【バスの車窓 土砂降り】
バスは思ったより順調に走っていきます。ところが午後になって急に土砂降りとなりました。ほとんど前が見えなくなり皆徐行を余儀なくされます。雨は一向に止みませんがバスは大きな町に入ってきました。とある待合所らしいところで停車、乗客の半分が降りていきます。バッタンバンか?と聞くと、そうだとのこと。土砂降りの中を降りたはいいが、これからどうしようか・・・と考える暇も無く、何処へ行くんだ、とのオヤジ達の攻撃。こちらも、パイリン、パイリンと応酬。向こうもすぐ分かってちょっと待てのポーズ。椅子まで出してきてくれてサービス満点です。心配することは何もありません、値段を除いては。
程なくして土砂降りの中を1台のカローラが乗り付けてきました。中には既に乗客として大人4名子供3名が乗っています。これに運転手と私で9名乗車のようです。すぐに運転手が私の荷物をトランクに入れようとするので、幾ら?と聞くと400バーツとのこと。高い、200バーツだろう、と言うと、何だかんだ言ってましたがすぐに200バーツになってしまいました。いい加減なものです。
※やり取りは簡単なタイ語。ここはタイの経済圏になっています。
【パイリンへの道路】
走って10分もすると雨は止み、そしてだんだん周りが寂しくなってきました。そして走ること1時間半、パイリンの街に到着、適当な宿に連れて行ってもらいました。もう夕方(4時)なので今日はここに泊まり、明日国境超えをすることに決めました。
【GHの看板】
宿に荷物を解き手早く洗濯を済ませ、早速街中探検です。地図がないのでノートに地図を書きながら主要と思われるところをぶらぶらします。市場ではもうドリアンがうず高く積まれていて、雨季が近いことを物語っています。最近はドリアンもあまり匂わなくなってきているように思います。ちなみに私はあまりドリアンは好きではありません(ビールも飲めなくなるので)。
【パイリンの市場】
町の中心にある公園のまわりにたくさんの屋台が出ており、そこで串揚げを肴にアンコール・ビールをいただきました。こういう屋台で道を行き交う人たちを眺めながらまったりしているのは結構好きです。
【屋台の食事】
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