2013年9月23日月曜日

釜山から大連 その2

2013年9月14日(土) 釜山→ソウル→仁川

 朝5時に起き、暗い中6時前に宿を出ました。今日は韓国を縦断して仁川まで行き、大連行きのフェリーに乗る予定です。フェリーのチケットが買えるか心配です。
 釜山駅にはまだ6時だというのにまあまあの人がいました(決して多くない)。ただ、中央の大ホールには冷房がなく、はっきり言って暑いです。待つこと15f分(KTXは15分前に乗車アナウンスがあるようだ)あり、初めてのKTXに乗りこみます。思ったより座席は狭く、足元も日本の新幹線のほうがずっと余裕があります。まあ、問題ないレベルですが。

モーテルの入り口

KTX の切符はレシート(LCC並み)

これがKTXだ(外観)

これがKTXだ(車内)

 早起きのためかKTXの中では爆睡、気がついたらソウル市内に入っていました。かなり激しい雨が降っており先行き心配になって来ました。
 ほどなくソウル駅到着。そうそう、KTX には改札も車内検札もありません。ヨーロッパみたいにそのままホームに入って車両に乗れてしまいます。ちょっと不思議な感じがしました。KTX のホームからエスカレーターに乗りそのままソウル駅を突っ切り地下鉄1号線へ。あっという間に仁川行き電車に乗り込みます。この間約5分。束の間のソウル滞在でした。

ソウル駅 コンコース

 各駅電車に揺られること70分、やっと東仁川駅に到着です。途中、何人か物売りが車内を回って来ました。皆ジャージを着て上が開いている大き目のガラガラに商品を入れて回って来ます。何故か江頭2:50を思い出してしまします。車両の中で一講釈ぶったり、乗客の膝の上に商品を置いて回ったりと。ほとんどの乗客は無視するのですが、必ず話をする人がいるのが不思議です。1人だけ商品を買ってました。どうみても質の悪いガラクタなんですけどね。
 東仁川駅からフェリー乗り場までは24番のバスに乗っていきます。これがなかなか来ません。やっとバスが来て乗り込むとそこは既に中国になってました。車内は韓国語より中国語がより多く飛び交っています。顔つきも中国・東北人っぽいのが多い気がします。30分ほどで第一フェリーターミナルに到着、早いとこ切符をGETしなければ。

24番のバスが来た!

車内は既に中国の雰囲気。もちろん説明書は中国語も。

第一フェリーターミナル

 さっそく窓口で大連行きのチケットを買いたい旨告げると、「没有!」とのつれない返事(韓国語ができないので中国語で聞いた)。 中国人の団体が買い占めているとのこと。この時点で頭が真っ白。何のためにこんなとこまで来たのか。。。ガックリしてふとガラスの仕切りを見ると、フェリーには3つのクラスがあるようです。ダメもとで、FIRSTクラスはあるか?と聞くと、「没有!」。うそだろぉ・・・。一縷の望みをかけて、ROYALは?と聞くと、「有!」。やったー!金さえ出せば行けるんだよなぁ、と一人納得。
 高いとは言え早いとこ切符をGETする必要があります。手持ちのWONは全く足りないのでATMでキャッシングしようとするとNG。ウソでしょ、日本と同じです。VISA/MASTERのキャッシングが韓国では簡単にはできないのです。それではと両替すればいいじゃん、とのことで日本円の両替を頼むと、元とドルしかできません、との返事。ここで2度目の頭が真っ白に。切符もある、金もある、でも切符が買えない。こんなの初めてです。近くの椅子に座り込み、暫し呆然。これからどうするか考えないとと思い始めたとき、そそくさと窓口に近づき、クレジットカードは使えるのか確認したら、なんとOK。何のことは無い、最初からそうっすりゃよかったのです。

切符売り場

値段表

使えないATMと元・ドルのみの両替屋

どうにかチケットをGETし一安心。朝から何も食べていないので昼飯でもとターミナルの中をウロウロすると、食堂がありません。カップラーメンを食べさせる(お湯を入れてくれる)コーヒーショップ(?)があるだけです。仕方なくパンとお菓子とビールで昼食です。ビールを飲みながらまったりテレビを見ていると、お天気お姉さん、スカートがやけに短いのです。韓国は美脚でないとキャスターになれないのでしょうか?そうするうちに、だんだん待合室に人が多くなってきました。

わびしい昼食

超ミニスカートのお天気お姉さん

たむろする中国人観光客(普通にうるさい)

 待つこと5時間、17:30過ぎにやっと大連行きの乗船が開始されました。出港時刻が変更になったらしく、情報より2時間近く遅くなっています。乗船口兼イミグレは3階になりますが、エスカレーターで乗船口に行ったら中国人団体で溢れ返っています。こりゃあダメだ、と思い待合室で30分ほど待機、空いたところで乗船します。中国人は何故か炊飯器にご執心、既にお土産の荷物として持っている人もたくさんいます。そんなに中国製はよくないのでしょうか?

乗船口は3階

中国人で溢れかえる乗船口

何故か中央に炊飯器が・・・

 実際の船には、3階から一旦地上にエスカレーターで降りて専用のバスで移動します。バスの写真を撮ったら怒られてしましました(消せとは言われてません)。後部の入り口から暗いところを通って本当の乗船です。そしてなんと、船の中にエスカレーターがあるではないですか?こんなの初めてでした。さすがROYALチケット、ちゃんと女性の乗組員が部屋まで案内してくれました。ROYAL専用のドアには「貴賓室」と書かれていました、さすがVIP待遇です。でも、部屋は薄暗く、ちょっと黴臭いのにはがっかりです。

いざ、フェリーへ


バスで移動です

ここから乗り込むのだ。

ROYALルーム

 そしていよいよ出港です。老若男女を問わず甲板に出て記念写真を撮りまくりです。いよいよ明日は大連です。

かもめが後をついてきます

長い橋を通過して外洋へ


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