１ヶ月休暇 第４日 （台湾・台北）

２０１２年１月９日　台北
※やっと念願の墓参りができました、の巻　

本日は普通の観光の日です。
まずは、「千と千尋の物語」の建物のモデルとなった九分です。MRT忠孝西路駅前の普通のバス停？から地元の人たちと一緒に乗って２時間弱、結構乗りました。外はざあざあ降りの雨です。それに寒いしちょっと凹んでしまします。気を取り直してお土産や街をとおりモデルとなった建物に行ってみます。ん～、なんてことはありません。足が濡れて冷たいので早めの退散です。やはり中年の男一人で観光は似合いません。丁度来た基隆行きのバスに飛び乗ります。これが冷房ガンガンでなお冷え切ってしましました。

ところで、何故台湾の人たちが厚着をしているのかわかりました。MRTやバスに冷房が入っているからです（たぶん！）。
さて、基隆まで来て金山行きのバス亭を探しますがよくわかりません。雨も降っているのでとりあえず台北の町へ退散することにしました。MRT士林まで来るとすっかり雨は上がっており、いくぶん暖かくなってきています。気を取り直して、本日のメイン・イベント：金山へ突撃することにしました。暗くならないうちに着けばよいのですが。。。

MRT淡水線の終点、淡水駅まで行きバスで金山を目指します。途中から激しい雨になり、やはり天気はダメみたいです。終点手前の金山で降りて（終点は青年会館）タクシーに「鄧麗君」と言うと往復で５００元の言い値、とりあえず４５０元にしてもらってＧＯです。１５分くらい山を登っってタクシーは小広場風のところで止まります。「何処？」と聞くと、それ！と顎で指し示されてしましました。なんと目の前が目指すお墓でした。そこまでタクシーで行けると思っていませんでした。外はざあざあ降り、だ～れもいません。近づくと「夜来香」の歌が聞こえてきます。まさに鄧麗君（テレサ・テン）の歌声です。墓前にはきれいな花が飾ってありました。庭園も綺麗に手入れされています。

でも、誰もおらず静まりかえっています。手を合せて写真を撮って周りをぐるっと廻ったら何もすることがありません。エンドレスでかかっている歌を３～４曲ほど聴きましたが手持ち無沙汰で１０分ほどで待たせてあったタクシーで退散です。でも、念願の墓参りができて満足しました。帰りは、金山から台北駅行きのバスに乗り一気に帰り着きました。今日は本当に台湾北部の交通機関を堪能した日でした。
そうそう、おまけで臨江街観光夜市へ性懲りも無く出かけてきました。こちらは駅から遠く観光客はあまりいないようです。混み具合も丁度良いくらいで士林よりお勧めかもしれません。ＭＲＴの駅から２０分くらいは歩きますが。