2012年1月28日【バナラシ滞在】
※ガート制覇はしたものの、いい加減に一人にしてくれ、の巻
日の出前にガートに下りていくと、たくさんのボートがガンジス側に繰り出しています。
今日はゆくりバラナシの街を歩いてみます。長いガート(沐浴場)を全て回るとともに、旧市街の迷路のような細い道をを散策します。迷路としてはモロッコのフェズ、マラケシュなどが有名ですが、こちらは迷路は迷路でも糞尿まみれの迷(惑)路、牛、ヤギ、犬、そして猿が我が者顔で闊歩する迷路です。
まずは、中心のダシャーシュワメード・ガートを目指します。すると夜明け前にもかかわらずたくさんのヒンドゥー教徒が沐浴の真っ最中です。冬の朝なので結構寒いんです、これが。私なんかダウンジャケットにニット帽のいでたちです。
あっぱれヒンドゥー教徒!と思いきや、水が冷たいのでワーワー、キャーキャーしながら沐浴している人たちも結構います。なかなか踏ん切りがつかない奴もいて結構面白いです。さしずめ、日本の寒中水泳に似ているような。。。
ダシャーシュワメード・ガートの広場ではお祭りの一環なのか、日の出に合わせて何かの礼拝をしています。やっている割にはインド人はあまり見てなく(外人がよく見ている)、みんな好き勝手をしています。火をふりまわすので危なくないのですかね。。。
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結構みんな無関心(寒いかfら?) |
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朝日に向かって礼拝か。。。 |
やっと朝日がガンジス川(こちらではガンガー)の上に昇ってきました。
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ガンガーにやっと日が昇ってきました |
表通りからガートに続く道端には何故か老婆軍団が陣取っています。最初、乞食軍団かと思いましたが、そんなにせびられることもなかったし。なんなのでしょうか。
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道端に並ぶ老婆軍団 |
いずれにしても、ここまでですでに50回くらいは声をかけられ、腕をつかまれ、うざったいこと至極です。遠くから「ボート!ボート!」というくらいなら可愛いのですが、歌舞伎町よろしくつきまとう奴、道を塞ぐ奴には閉口します。
ということで表通りのチャーイ屋で一休み。
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ホット一杯、これがうまい! |
元気が出たところで迷路探検です。まずは、日本人に有名なフジホーム。場所がわかりにくいと有名ですが、こんな狭い道沿いなので当たりまえです。
なお当たり前といえば、道は牛も通ります。 大きい牛がいるとどかさないと通れません。
こんなふうに階段の入り口で寝ているやつとか、
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俺は眠い |
こーんなふうに完全に通せんぼしている奴とかいて。。。ありがたいことに凶暴牛はいませんでした。
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通しません! |
迷路を歩いているとまたいろんな人がいます、これはサドゥーという修行者です。この人は非常にきれいな格好をしていますが、普通は上半身裸で灰や泥にまみれて汚い格好をしている印象が強いですね。
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昼寝をしているサドゥー |
そうそう、迷路の途中でじゃまな牛をどなったらガンつけられてしましました。体大きいから怖いんですよね。
さて、これからガート伝いに端から端まで行ってみます。
まずは南方向にいきますと、ガートはいろいろ続くわけです。
途中から洗濯物が増えてきて、ここは洗濯物を乾かすガートだとわかります。必ずしもすべてのガートが人で賑わっているわけではありません。
さらに行くと牛が物凄く増えてきます。そして壁には丸い模様が。。。これ、よく見ると牛の糞です。
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洗濯 |
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洗濯と牛の軍団 |
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牛の糞 |
そして、ついにガートの南端にたどり着きました。
ここには、壁にシバ神の絵がかいてありました。
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南方向に続くガート |
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ガート 北の端 にいるシーク教徒 |
続く。。。
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