2017年2月24日金曜日

サンチャゴ巡礼(ポルトガル人の道) 2

2017年02月24日(金) サンチャゴ巡礼 (2日目)

朝、6:30巡礼スタートです。今日の歩く距離は30km以上を予定します。元気なうちに距離を稼ぎたいと思います。
まだ暗いうちから歩き始めて距離を稼ぎます。なんといっても、5日間で118キロ(公式距離)を歩かなければなりません、でも、初日は午後からだし最終日は証明書等をもらうため午後の早い時間に到着する必要があります。平均25kmくらいがノルマでしょうか。結構きついです。(実際は道に迷ったり、山道だったりで1~2割り増しくらいの距離だと思います)

暗い中を歩いているうち道に迷いました。黄色い矢印を見失い1km以上も別の道を行ってしまいました。どうしても黄色い→が出てこないので引き返して最後に見た黄色い→からやり直しです。すると、見にくい場所に→を見つけて安堵。暗いうちは気をつけないといけませんね。

歩き出したときは結構寒かったですが、8時頃にやっと日が昇ってきて暖かくなってきました。
ここで日本から持ってきたアンパンと柿ピーナッツで朝食です。途中で見つけたBar(バル)がまだ開いてなかったので、非常食を持っていてよかったです。

ローマの道もあるの?

ここのベンチで日向ぼっこをしながら朝食。

結構な丘陵地帯を抜けてひたすら歩きます。厚着をしていると汗をかいてしまいます。下着はフィリピンで着ている速乾性のものですが、やっぱりこれが良いです。洗濯しても直ぐ乾くし。
スペインの田舎は冬でも結構きれいなんですね。日本のほうが寒々としていると思いました。

山の中を抜けていく

2月だが結構緑が多い田園風景

ここのアルベルゲには泊まらない。まだ開いてないし(2:00pm open)

ポルトガル人の道はそのほとんどがいわゆる旧道になっています(町中は別)。そのため気をつけないといけないのは3、4キロは平気でお店がないということです。場合によっては7、8キロは無いところもあります。そのため、お店のあるところで水の調達、食料の調達(または食事)が必要ということです。水は500mlだとすぐなくなるし、1.5Lだと重いし、悩みどころです。
基本的に、町と町の間は何もないと考えたほうがよいと思います。
今日の昼は途中のBarでコーヒーとサンドイッチをいただきました(写真忘れた)。

巡礼のシンボル-ホタテのコレクション?

海がちょっと見える田舎道

こんな路地がポルトガル人の道なの?

このアルベルゲも通過です。

今日の道は途中から海沿いのところを通る道になっているようです(Google Mapにて)。黄色い→(矢印)に従っているだけなのでどこをどう通っていくのか良く分かりません。歩きながら現在位置を確かめている、という感じです。
海沿いの風景は冬なのみとても綺麗でした。やはりヨーロッパなんでしょうか。気候も思ったより穏やかでとても爽快という感じです。足取りも軽くなります!といいたいところですが、足はだんだん重くなってきました。

海が迫ってきました。

きれいな海辺の町です。2月とは思えない。

橋も雰囲気がありすぎです。

こんなところ。。。

ほとんど山道です

馬の巡礼者に遭遇!ラッキーか?

もうお花畑になってます

途中の山道で馬を連れた巡礼者に遭遇しました。巡礼の方法は3つあります。徒歩、自転車、そして馬。自転車に乗った巡礼者は何組もいましたが、まさか馬の巡礼者に会うとはビックリ・ポンです(ちょっと古いか)。
夕方、ヘロヘロになりながらもどうにか本日の宿(公設アルゲルゲ:Pontevedraの町)に到着です。昨日と同じ6ユーロ、超安!。シャワーも清潔で文句なしです。昨日と違って今日は10名以上の宿泊客がいました。女性とも相部屋で結構大胆に着替えしてました(別に見たいわけではないのですが。。。)
疲れていても洗濯は直ぐにしなければなりません。
(※木綿のシャツと靴下は結局乾かなかったので、リュックに括り付けて歩きました。山中ではどうせ見ている人もいないので。本当に天気が良くてラッキーでした。)

本日の宿に到着!(アルベルゲ)

中はこんな感じ。男女一緒です。

今日も夕食はBar巡りです。まずは近くのBarで赤ワインをいただきました。するとワイングラスではなく、茶碗に赤ワインです。地元の人たちも茶碗でワインを飲んでました。本場はこーいうので飲むのかぁ、と変に感心して2杯。結構酔います。別のところでビールも飲みました。
足が痛くなってきたのが心配です。やることが無いので早めにベッドへ。今日も爆睡です。

今日は赤ワインで乾杯です。器が。。。

本日の走破距離: 33.2km(がんばりました)

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