2012年5月7日月曜日

インドでヨガ 9日目(10日目)

2012年5月7日(月)
【バンコク→ホーチミン→(成田)】

さすがに疲れが出たのか朝から調子が出ません。今日は出発が夕方4時なのでゆっくり朝寝坊します。が、いつまでも寝ていられないので、とりあえず散髪に行くことに。宿から1分のところの美容院には既にファラン(西洋人)の先客がいました。いつものとおり短くして、との単純リクエスト。結構このおばさん、上手です。最後はちゃんと梳いてくれました。でも御代が250バーツ(カットのみ)。田舎なら100バーツなのですが、さすがスクンビット界隈は高いようです。
昼食は定番のパガオ・ガイ。チャー・ローイ(熱い紅茶)がないようなので仕方なくペプシ。日本だとご飯物にペプシなど絶対にあり得ない組み合わせなのですが、なぜかタイやフィリピンではありになってしまいます。前のおばさんもご飯にペプシの組み合わせです。
来たときと逆のルートで空港へ。1時間のフライトで久しぶりのホーチミンです。ここでは出発まで数時間しかないので街へは出ず、空港内で時間を潰します。とはいうものの、ベトナムへきたらまずはコーヒーしかありません。それもオープン・カフェでドリップ・コーヒー、コンデンス・ミルク入り、これが堪りません。建物1階の外に場末的なカフェがありそこで1杯。コンデンス・ミルクで甘ったるいコーヒーをすすりながら、明日から仕事だなあ、と呟いていました。

(写真:空港のカフェ)


2012年5月8日(火)
【(ホーチミン)→成田】

予定通り7:15AMに成田到着、今回も何の事故も無く帰国できたことに感謝。夜行便であまり眠れず重いからだを引きずり仕事場に向かいます。昨日のホーチミンでのラウンジでメールチェック、仕事の段取りはつけてあるのでよいのですが、体力が年々無くなってきているなあ、と思う次第です。

参考のため今回掛かった費用を掲載します。

総額 66,472円

交通費: 50,034円(うち、成田⇔Delhi/Hochimin 28,550円(マイレージ利用、サーチャージ・諸費用のみ), Kolkata→BKK 11,294円、BKK→Hochimin 6,291円)
宿  : 10,689円(6泊(1,781円/泊)、ほか車中 3泊)※バンコク宿が極端に高い。
食事 : 3,935円(約400円/日)
その他:  1,814円(ヨガ代、入場料、ネットカフェ、喜捨、など)

2012年5月6日日曜日

インドでヨガ 8日目

2012年5月6日(日)
【コルカタ→バンコク】

今日はインドを離れる日です。何か移動ばかりしていたような一週間でした。カレーはさすがに飽きたので、朝食はサダル・ストリートのど真ん中にあるブルースカイ・カフェで久しぶりに洋食をいただきます。8時30分にはチェックアウトして地下鉄でエスプラネードのバススタンドを目指します。ところが地下鉄の入り口が閉まってます。訳分かりませんが仕方ないので歩くことにしました。どうせ隣の駅なので、10分ちょっとくらいです。

(写真:ブルースカイ・カフェの朝食)
幸先悪いですが、まあこんなものでしょう。バススタンドでは案の定、エアポート行きのバスが来ていません。昨日確認していたのであることは間違いないのですが。。。30分経過、まだ来ません。45分経過、もう限界です。仕方なくタクシーを捕まえて空港まで行くことに。数年前にタクシーで空港へ行ったときに比べ道路は格段に良くなっています。途中新興工業団地のような立派な住居や商業ビルが立ち並ぶ一角をとおって行きます。その中にIBMの看板を掲げる建物がありました。インドで数万人規模の開発センターを作っていることは新聞で見ましたが、コルカタにも拠点があったのですね。国産メーカーもがんばっているのでしょうか。

(写真:新興工業団地に立つ立派な住居群)
結局、バスなら40ルピーで済むところが300ルピーになってしましました。空港のボロさは相変わらずです。国際線のゲートが2つしかなく待合室の狭さといい、タイ南部の田舎町・ハジャイ空港とどっこいです。インド有数の大都市の空港がこれではちょっと寂しいです(まあ、チェンナイもしょぼかったけど)。待合室はタイへ向かうインド人の中年男女の団体が大はしゃぎ。大声で議論したり、怒鳴りあっているののはよく見ますが、インド人がおおぜいではしゃぎまわっているのは初めて見ました。ヒンドゥーの大祭”ホリー”などはこれをもっと凄くした感じなのでしょうか?
飛行機へのボーディングが始まりバンコクまでの約3時間半狭い座席で辛抱です。そして今やJALやANAでは無くなったCAによる注意事項生演技の開始です。と、よくよく見れば目の前の若いCAがかなり可愛い!久しぶりに見る可愛さです。通常、エア・アジアのCAはメチャ若いですが厚化粧でチンドンヤ屋状態なのですが、この娘は違いました。久しぶりに良いフライトだなあ、と感慨にふける間もなく爆睡し気がついたらほとんどバンコクに下りる直前でした。
写真はいまいちですが、かなりかわいいです!

エアポートリンク、地下鉄、BTSを乗り継いで今回唯一予約した宿へ。チェックインをそそくさと済ませ、いざタイの秋葉原、MBKへ突撃です。今回バンコクへ寄ったのはチケットがオープンジョーでしか取れなかったこともありますが、MBKで廉価なGSMのスマートフォンを買うという大きな目的があったからです。そのうえ日本語入力可能な設定にしてもらう必要があります。
BTSの駅から伊勢丹の中を通り過ぎると久しぶりのMBKです。携帯売り場は4階、店が多くてどこで聞けばよいかわかりません。時間も無いので適当な店で安い奴、とリクエスト。最終的に、日本語対応含め9,500バーツで購入、高いか安いかわかりません。
(写真:購入した携帯: htc Wildfire S)
MBKを出ると既に9時PM近くになってしましました。疲れたのでご飯を食べて寝ます。エビ焼き飯(カオパッ・クン)と久しぶりのビア・シンはタイに来たことを実感させてくれました。

2012年5月5日土曜日

インドでヨガ 7日目

2012年5月5日(土)
【ガヤー[ブッダガヤ]→コルカタ(+1日)】

朝8時、予定より1時間遅れてコルカタ・ハウラー駅に到着です。ハウラー駅は大変なことになっていました。
3段スリーパーの上からの眺め
ハウラー駅のコンコース
ハウラー駅は本当のターミナルです。日本で言えば上野駅の下のホームに似ています(規模はずっと大きいですが)。いくつもの列車が行き止まりの線路に横たわっています。その向こう側のコンコースを夥しい数のインド人が大河のように流れて行きます。その流れに抗うことはとても不可能なため身を任せるしかありません。人の流れに押し出された先はバススタンドでした。ハウラー橋は見えるのですが、どのバスに乗れば安宿街・サダルストリートに行けるのか皆目見当がつきません。仕方なく少し歩いたところにあるこれまた長蛇の列のメーター・タクシー乗り場からタクシーで行くことにします(わざわざメーター・タクシー乗り場があるということは普通はメーターで行かないってこと?)
メーター タクシー乗り場
ハウラー駅
コルカタ市内の道路

 強烈な朝日に照らされたサダルストリートはいつものように乞食とストリート・チルドレンが道路の両脇に群がったいます。何人にも声をかけられますが無視して目指す宿へ。すると先客として日本人らしき若者(男子)がいました。でも何か調子悪そう。日本のパスポートを持っているので間違いありません。「日本の方ですか?」と声をかけると、「日本人だったのですね!」と驚かれてしましました。ガヤー駅で見かけたとのことでうが、日本人に見えなかったので声をかけなかったとのこと。エセ・シンガポーリアンを目指す私としては嬉しいような悲しいような。そういう彼は下痢と熱で一日ダウンしてました。
 さて、2晩夜行列車はさすがに疲れました。ゆっくりシャワーを浴びて朝食の後暫し休憩。午後から気になっていたインド博物館を散策します。展示物はまさに玉石混合、小学校の理科室の貯蔵品から国宝級まで同じレベルで展示してあるので始末が悪いです。その上、中庭の回廊にはほとんど雨ざらしの古代彫刻があったりして、素人目にも心配になります。ところで、写真撮影時にトラブル発生。カメラ代50ルピー払ってないと係員に止められました。払ったはずなのですが、払う場所が違ったようです(受け取るほうもひどいですが)。つまり、カメラに許諾のタグがついてないといけないのだそうです。気をつけましょう。
インド博物館の中庭
展示物は日晒し、雨晒し状態だが。。。
大きな理科室といった感じ
係員は熟睡中
大きな展示物もあります
これがパーミッションだ!

明日はバンコクです。やっとカレーじゃないものが食べられます。

2012年5月4日金曜日

インドでヨガ 6日目

2012年5月4日(金)
【ガヤー[ブッダガヤー]→(コルカタ+1日)】
※お釈迦様が悟りを開いた菩提樹の下で瞑想した、の巻き

 目が覚めると列車は小さな駅に停車中でした。乗客もいくぶん少なくなっているようです。この列車は終着駅がガヤーなので最後まで乗っていれば良く、とても安心です。今日は2つめのハイライト、お釈迦様が大いなる覚りを得られた場所に行きます。その跡地にマハーボディーというお寺があります。お釈迦様は菩提樹の下で瞑想して覚りを得たとのことですが、その菩提樹の末裔が今もあるとのことです。私の幼稚園はお寺の中にあったためお釈迦様は偉い人という概念が刷り込まれています。今でも花祭りでお釈迦様に甘茶をかけたことが強烈な印象として残っています。
車窓の風景。これが延々と続く

 列車がガヤー駅に到着しました。夥しいインド人が我先に出口を目指します。その人波に流され一気に出口に押し出されます。”タクシー?”、”リキシャー?”いつものように客引きが我先に群がってきます。そんな連中は相手にせず乗合いリキシャを探します。駅前広場を横切り、細い道に出ると乗り合いリキシャがいました。それを確認すると、再び構内へ。そう、今日の夜の列車でコルカタへ行くので荷物を預けるのです。荷物預けはホームの一番端にありました(すっごく遠い)。
Left Luggageのカウンター
荷物を預け軽くなったところで乗り合いリキシャと交渉、とりあえず交渉成立し先客達に場所を空けてもらって乗り込みます。先客達は10分もしないうちに全員降りてしまい、ほとんどチャーター状態、どうりであまり安くならない訳です。30分も走ったでしょうか、いくつもの寺院らしい建物が見えて来て、ある建物の前でリキシャが止まりました。”マハーボディー?”と聞くと運転手は頷きました。よくわからないですが、取り敢えずお金を払ってバイバイです。地図を見るとどうもマハーボデイーではないようです(ま、こんなものです)。歩いていく方向を探していると、「コンニチハ!ナニヲサガシテイマスカ? ワタシハアヤシイモノデハアリマセン。」いきなり日本語パーンチです。もちろん見るからに怪しいインド人です。でも日本語はとっても流暢。たくさんの日本人がカモにされてきたのでしょう。ガイドは丁寧にお断りしたつもりでしたが、憮然として行ってしましました。マハーボデイーまでの3~4分の間に3人のインド人に日本語で声をかけられました。インド人からは私は日本人に見えるようです。
よくある風景  
これがマハーボディーだ!(横でゴメン)

参道の出店
これが入り口

マハーボデイーは思いのほか賑わっています。お寺の前の通りにはいくつもの出店(たくさんではない)と乞食たち。たくさんの黄色い△旗が空にはばたいています。入場料無料(カメラは20ルピー)、さすが仏教の聖地です。入り口で靴を預けて(もちろん無料)本堂へ向かいますが、何故か赤い絨毯がずうっと敷かれています。誰かお偉いさんでも来るのかと思いましたが、理由はすぐにわかりました。本堂へ続く石畳が熱くて歩けないのです。私も危なく大火傷を負うところでした。ピーカンの太陽が容赦なく大地に降り注いでいまます。後で聞いたら気温45度、まさに灼熱地獄です。2500年余り前、お釈迦様はこの灼熱の大地に生きていたのですね。
石畳が熱くて歩けない。火傷する!
質素すぎる本堂の中

 まずは本堂(ほとんど祠)の中で手を合わせます。タイかミャンマーかわかりませんが尼僧が熱心に拝んでいます。そしてぐるりと裏手に廻りお釈迦様が覚りを得た場所へ行きます。わくわくして行ったのですが、地味です。拝んだり瞑想しているのは3人ほど。ここは世界最高の仏教の聖地なのですが。。。あと十数人ほど所在無く石柱の柵に腰掛けてぼんやり休んでいます。最高の聖地という熱気も崇高さも全く感じられません。
覚りの菩提樹のまわりは、まあ こんなもんですね。

 まあ、仕方ないので私も石畳に正座してお釈迦様が覚りを得た場所に向かって手を合わせます。しかし、ここではたと困りました、何と言って拝めばよいのか? 本家本元のお釈迦様だから南無阿弥陀仏でも般若心経でもないでしょう。てなわけで無言で手を合わせました。
 拝み終わったらやることがありません。結局私も石柱の柵に腰掛けてぼんやり休んでしまいました。私もみんなの仲間入り、というところです。ぼぉー、と見ているといろいろなことがわかります。来訪者は異教徒であるインド人の団体がほとんどです。彼らにとっては世界遺産という観光地のひとつに過ぎないようです。たまに東南アジア系や中国人の仏教徒が参拝しています。そして東洋に興味をもっている西洋人。いずれにしても数はしれています。ほとんど片田舎の遺跡の様相です。
瞑想する尼僧

 仕方なく暑い中敷地を散策。すると奥のほうにテントが張ってあり、その前に平たいトレーニングマシンのようなものが置いてあります。何かと思い近づいていくと西洋人がトレーニングマシンを使って五体投地のまっ最中です。すると傍らの竹中直人そっくりの男が「お前もやっていけ!100回だ。」と言い放ちます。よっしゃ!と安請け合いし、トレーニングマシンでの五体投地のやり方を教わってチャレンジです。気温は45度、日陰とはいえ汗がほとばしります。途中で回数がわからなくなり適当なところでフィニッシュ!その旨申告すると、隣の木の実ナナ風のチベット女性がにっこりサムアップ。グッジョブ!といったところでしょうか。『仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つ』(Wikipedia出展)とされる五体投地を100回も、それも最高の聖地で行ったのだからさぞかしご利益があることでしょう。
五体投地の修行に励むファラン
修行するチベタリアン男女(竹中直人そっくり)
遅めの昼食を取ると本当にやることがありません。菩提樹の下でぼんやりするしかありません。とそのとき、サァーと風が吹き、菩提樹の葉がひらひらと落ちてきました。するとぼんやりしていたタイ女が鋭い出足で菩提樹の葉をゲット。なるほど、ただぼんやりしていたのではないのです。聖地の、それも覚りを得た菩提樹の末裔の葉をおみやげにしていたのです。暫く見ていると結構葉は落ちてきます。私もそれから3時間の間に10枚もゲットしてしましました。案外簡単に拾えます。
昼食はじゃがいもと豆のカレー
聖なる菩提樹の葉っぱをゲット!
ここでもう一つの楽しみを発見しました。そう、この菩提樹の下で瞑想をしてみたらどうだろう、ということです。葬式だけの(パチ?)仏教徒が大胆にもお釈迦様が覚りを得た場所で同じことをしてみよう、ということです。実際、タイの尼僧はやってましたし(でも20分くらい)、誰も止める人はいません。灼熱地獄の昼下がり、人がまばらなのを良い事に菩提樹の下で瞑想してしまいしました。でも、煩悩だらけで覚りのかけらも得られませんでした。(絶対何人もの日本人がここで瞑想(の真似事)をやっていると思いますが。。。)
聖地で瞑想(真面目にやってます)
写真をとってくれた気さくなフランス人青年
さて、夕方になり印度山日本寺で夕方の瞑想・座禅の時間が近づいてきました。朝から一日マッタリできたことに感謝してマハーボディーを後にしました。目指すは印度山日本寺!
 本堂には誰もいません。仕方なく外の縁側で待っていると物凄い雷鳴とともに豪雨。まさにバケツをひっくり返したような雨と突風。ブッダガヤの厳しい自然環境を目の当たりに体験できた一日となりました。夕方5時前に係りの人から中の畳のところに入るように指示がありました。結局この日は私1人。広い本堂にぽつねんと佇みます。5時きっかりに若い僧侶の読経が始まり、続くこと20分。そして何故か声を小さくして読経をさらに15分。その後静寂に包まれ、瞑想の時間となりました。突然突風が本堂の中に吹き荒れ、ガッターン、と大きな音。そう、大きな柱時計が風に煽られ落ちたようです。瞑想の時間にもかかわらず、僧侶は柱時計を架け直しています。まあ、ギャラリー1人ですから。。。
純日本風の立派な建物です、ハイ。
昼寝はするな!だって。お寺なのに料簡狭いくない?
すごい雷と豪雨。半端じゃないです。
6時に瞑想が終わると雨は上がっていました。明日コルカタにたどり着けばインドともお別れです。本堂の縁側から明るくなってきた空を見上げて、今回の旅ももう終わりだな、と呟いていました。

2012年5月3日木曜日

インドでヨガ 5日目

2012年5月3日(木)
【ハリドワール→デリー→(ガヤー +1日)】

朝6時の列車でデリーを目指します。
列車は普通の座席タイプです。隣は西洋人のおばさん二人連れです。何故かガン対策の寄付の人が回ってきたのですが、たくさんの人が寄付をしていました。隣のおばさん達も10ルピー寄付してました。爆睡しているうちにデリー着です。
乗り換えの時間はあまりないのですが、とにかくうまい肉が食べたくなり地下鉄の駅ビルにあるケンタッキーに突撃です。チキンずくしにペプシのセットで大満足です。日本だとコーラなど飲まないのですが、インドだと何故か美味しく感じます。

ガヤー行き列車のエアコン3段列車はかなり快適です。ベンチシートの座席幅が非常に広くゆったりしています。もちろん涼しく快適です。ただ、ガラス窓が日除け用のためか黄色く色が着いていて景色も黄色くなっています。まあ、外の景色はずーと同じなのであまり見てないですが。。。お楽しみの夕食ですが、注文取りにチキンでよいか聞かれ思わずチキンを頼んでしましました。昼間チキンで夜もチキン。ベジにしておけばよかった。

2012年5月2日水曜日

インドでヨガ 4日目

2012年5月2日(水)
【リシュケシュ→ハリドワール】

今日も朝からヨガです。
やはり生徒は彼女と2人だけです。今日は発声練習から修行の始まりです。体が硬いのでうまくポーズがとれません。腹筋もプルプル震えてくるし、講師の英語もよくわからず(訛っている)右往左往しながら、やっと90分のヨガ修行を終了です。日程の関係で残念ながらヨガ修行は今日で終了です。折角なので下の橋(ラーム・ジューラー橋)までぶらぶら散歩し、川縁りのレストランで彼女と朝食をとります。ヨガの疲れもあり思わずまったりしてしまいます。さてさてグズグズしてもいられません、帰りは乗り合いリキシャーで上の橋まで登ります。ヨガがんばってね、とここでバイバイです。
下の橋からガードを望む
下の橋を渡る(バイクがじゃま)
おちゃめなハヌマコーン像

今日はとりあえずハリドワールまで行き、明日一気にブッダガヤを目指す予定です。来る時と違ってバスはガラガラ。扇風機もない車内ですが、入ってくる熱風が案外心地よく思わず眠気で意識が飛びそうになります。シバ神の巨大立像が見えてくるとハリドワールです。明日から車中2連泊になるため、今日はリッチにエアコン付きの部屋に泊まることにします。


(写真:シバ神の巨大像)

まずは時間もあるのでマンサー・デーヴィー寺院にお参りに行きます。この寺は山の上にあってインドでは珍しくロープウェイで上ります。これだけでもインド人には人気があるようです。チケットを買うまではよかったのですが、待ち時間が大変。いったん大きなテントのところに入れられ、チケットのグループ毎に呼び出しがあります。これで乗れると思いきや、ディズニーランドのスペースマウンテンよろしく別部屋で長蛇の列。結局1時間近く待ってやっとこさロープウェイに乗り頂上へ。上は何のことはない、外人に寄付を迫る輩ばっかりでちっとも荘厳でなく世俗的、がっかりして5分で退散。でも下りも30分以上長蛇の列に並び、インド人の熱気に当たってもうクタクタです。
巨大テントで順番を待つ人々
通路が狭くて大混乱!
いざロープウェイで頂上を目指す
ハリドワールの町を見下ろす
帰りも大変な順番待ち。。。大混雑

さてさて、ハリドワールは有名なヒンドゥー教の聖地のひとつです。バナーラシーと違ってガンジス川の水はとてもきれいです。最大の聖地であるハリ・キ・パイリーはちょうど川の堰になっているところで、ここで供物を川に流します。川の流れは非常に速くいくつもの流れに分かれています。夕方、そこに到着すると、なんとガイドブックの写真と同じ光景が目の前に現れました。なんと、ひとつの流れの両側におびただしい数の人が群がってます。そして夜7時になると歌が流れみんなで大合唱、メイン会場では火をグルグル廻しています。毎日こんなことをやっているのかと思うと凄いと思います。(毎日が三社祭状態くらいの乗りです)
何故、こんなに人がいる訳?お祭りでもないのに。。。
土手も人が鈴なり
ガンガーの向こうには巨大シバ神