2013年2月11日月曜日

タイ・マレーシア国境の春節 その6

2013年2月11日(月)
スンガイコロク→コタバル→KL(LCCT)→羽田

 朝早く起きていつもの国境を超え帰路に就きます。ハタと、「地球の歩き方」にも出ている国境の看板が変わっている事に気がつきました。まあ、汚かったですからね。写真の右下にいつもの積極的乞食のオッサンが写ってしまいましました。相変わらず元気なようです。道の脇では2月でもハイビスカスの花が満開です。この前は洪水で大変な目に合ったところですが、全く普段の風景に戻っていました(当たり前ですが)。



国境の橋からタイ側を望む。看板が新しい

バス待ちの歩道から。。。

今日はアジアン・フライドライス+ビールです



 今回も無事帰れることに感謝。参考までに今回かかった費用を記載します。春節のためちょっと高くついてしまいました。

総額 64,553円

 交通費 44,996円(羽田⇔KL(LCCT)、LCCT→ペナン、コタバル→LCCT、ほか)
 宿代   8,040円(3泊:春節の特別料金あり)
 食費   3,927円
 その他  7,590円(バービアカラオケ、マッサージ、散髪、ほか)

2013年2月10日日曜日

タイ・マレーシア国境の春節 その5


2013年2月10日(日)<新年> 
スンガイコロク

 今日は二日酔いで朝から何もする気力がありません。部屋ではWiFi電波が弱いのでロビーでネットを見ていたら、いきなり若い男のグループの1人が握手を求めてきます。訳が分からずキョトンとしていると、昨晩一緒に飲んだろう、とのこと。ああ、そうだったね、とニコニコ握手。果てはそいつと一緒に記念写真まで撮られてしましました。こちらは全く覚えていないのですが。。。さぞかし羽目を外したようです。ちょっと複雑な気分。
 さて、昼も過ぎたのでいつもの飯屋へ。いつもは昼下がりのビールでまったりするのですが、なんせ二日酔いです。ここはココナッツ・ジュースといきましょう。食事の後はいつもの爺さんのところで100バーツ散髪、そしてマッサージで体をほぐしやっと気分が良くなってきました。でも、さすがに今日はカラオケに行く気力が出ませんでした。

ココナッツ・ジュースでまったり

新年の衣装一色です。もう売れないと思うけど。


今日は屋台で夕食です



2013年2月9日土曜日

タイ・マレーシア国境の春節 その4

2013年2月9日(土)<大晦日>  後半
スンガイコロク

 急いでチェックインを済ませパレードに突撃です。既に街中を練り歩いているようです。やっと見つけたら凄い人数で練り歩いています。老いも若きも皆赤い服を着ています。楽隊を先頭に獅子舞や仮面をかぶるもの、荷台に乗る者、綺麗どころもたくさんいますが、いまいち肌が黒っぽいのはご愛嬌でしょうか。

まずはチビッ子軍団

年配軍団(なぜか定宿の旗をもって。。。)

綺麗どころ、その1

綺麗どころ、その2


 でも、ここはタイ深南部、タイでもっとも危険なテロ頻発地帯です。自動小銃を構えた何人もの軍人たちがパレードを護衛しています。辻々にも軍隊が配置されています。でもやはりそこはタイ、何かゆるい空気が流れています。

普通に歩いています。。。

辻々に立っています

みんなこの銃ですね。。。

 パレードが終わると次は中華広場でいろいろな演目が披露されます。小学生くらいの団体ダンス、老人会の太極拳、などなど。そしてメインの獅子と虎?の舞いです。中華街とかでよくやっていて、TVなどでよく見るやつです。2人が入って演じるのですが、結構動きが早くて写真を撮るのは大変です。ここでは子供が演じていました。来賓の人たちから大きな口でいっぱいおひねり(お金)を貰っていました。どこでも同じですね。

小学生のダンス

老人会の太極拳




 そしてそして本番の舞台での演目が始まります。中華服がパッツン・パッツンのお姉さんの司会で中国楽器の演奏、かわいい二人組の「恭喜・恭喜(ゴンシー)」の歌、ミス幼児コンテスト、小学生くらいの女子の演舞などなど。音がガンガンで結構派手にやってます。ただ、見た目は全くの中国人なのですが、喋っているのはタイ語なんですね。なんかギャップがあって面白いです。


”恭喜”の歌がとても可愛かった。

お見事、福が来るでしょう



 舞台がカレオケ大会になったのを機に、ひとまずホテルに戻ってシャワーでもと道に出たところで、いきなり「@$&#! @$&#!」と私の名前を呼ぶ声が。。。はっとその声の方向を見ると、なんと馴染みのバービア・カラオケ嬢二人組。そのまま羽交い絞めにされてお店に連行されてしましました。まだ8時過ぎ、客は誰も居ません。それからバービア嬢とのサイコロゲームと中国語と日本語のカラオケを歌いまくり、ビール8本までは覚えているのですが、その後全く記憶がありません。気がついたらホテルのベッドでした。結局年越しの爆竹や花火を見ることなく初めての春節は過ぎていきました。残ったのはひどい二日酔いの頭痛だけでした。

タイ・マレーシア国境の春節 その3

2013年2月9日(土)<大晦日>  前半
ダンノック→ハジャイ→スンガイコロク

 今日は大晦日です。春節らしく盛り上がってくれるとよいのですが。
 朝ゆっくり目に起きていざ、ハジャイへ突撃です。何故か2ヶ月前よりミニバスの料金が安くなっているのは気のせいでしょうか。1時間ちょっとでハジャイのリーガーデン・プラザ前に到着。さすが中国・潮州人の作った町・ハジャイです。バリバリに春節の飾りつけがされています。街自体が賑わっていてさすが南部随一の商業都市です。西洋人もちぃらほらいるようです。

LeeGarden Plaza前の飾りつけ

入り口正面から

飯屋からはこんな感じ。爆竹がうるさかった!


 今夜はハジャイに泊まるかそれともこのままスンガイコロクまで行ってしまうかまだ決めかねています。まずは腹ごしらえといつもの食堂へ。ビールを飲みながらまったりしてると、いきなり『パパン、パン・パン・パン・・・・・・、バリバリ、バァーン』と20秒くらい街並みをつんざくような爆竹の音。するとあっちでも、こっちでも爆竹が。まるで爆竹大会です。はっきり言ってうるさい!まあ、昼間なのでひとしきりやると後は静寂の時間が戻ります。まあ、近くでやられたら鼓膜が破れそうですね。結局うるさいのでスンガイコロクへ向かうことに。

ミニバスが給ガス中(天然ガス仕様です)

中国新年の看板ですがタイ語です

  約4時間かかってスンガイコロクに到着したのは夕方でした。このミニバス、宅配便も兼ねているのでどうしても時間がかかります。まあ、安いので仕方ないか(でも、20バーツ値上がりして200バーツになっていました)。大晦日のため中華広場の近くは交通制限されていてミニバスが入れません。仕方なくいつものホテルまで歩くことに。中華広場は既に舞台が設置されて準備万端のようです。ホテルも正月の飾り付けがされています。外では何かパレードが始まったようです。急がねば。。。

既に屋台も出ています

舞台も準備万端!

いつもの宿も正月モードです

2013年2月8日金曜日

タイ・マレーシア国境の春節 その2

2013年2月8日(金)後半
ペナン→ダンノック(サダオ国境)

 ミニバスは予定通り12:00過ぎに旅行会社の前に現れました。楽勝で移動できそうです。前回対岸のバタワースで酷暑の中を汗だくになって右往左往していたのは何だったのでしょう。ミニバスは予約客をピックアップするため街中をうろうろ巡ります。いつの間にか爆睡してしまい気がついたら休憩のドライブインに到着です。多くの人がぶっかけ飯を食べていきます。

国境近くのドライブインで休憩




 ドライブインを出ると間もなく国境です。まずはマレーシア側をあっと言う間に出国、そのままミニバスでタイ側国境へ。さすがに入国は時間がかかり長蛇の列になっています。ほどなく入国手続きも終わり、運ちゃんにここで降りるからと言って荷物を取り出してバイバイです。春節時期なのでホテルが混んでないかと心配しましたが、何のことはないスンナリ泊まれました。宿代も定価です。

マレーシア側国境とミニバス

サダオ国境(タイ側)



 シャワーでさっぱりして少し休憩したらいざ街の探索です。国境にづづく道路には春節のかざりがるものの、ほかはそれほどでもありません。ただ、忘れた頃に爆竹の大音量があちこちから聞こえてきます。まるでゲリラ戦です。これがうるさいのなんの。。。話ができないほどです。




しょぼい飾りつけ。。。

豪華食堂で質素な食事(前はインド系)

 とりあえずいつもの食堂(その名も「豪華食堂」、名前負けしてる。。。)でビールと遅い昼食です。何故かインド人が多いのはこの前と同じです。何か盛り上がりに欠けるように思います。ハジャイまで一気に行ったほうがよかったかなあ、とちょっとだけ後悔です。

2013年2月7日木曜日

タイ・マレーシア国境の春節 その1


2013年2月7日(木)、8日(金)前半
  羽田→KL(LCCT)→ペナン


今日は元上司の退職祝い?でした。何故か飲み会の日に出発することが多くあります。私も早くリタイヤしてふらふら放浪したいものです(お金があればの話ですが。。。)。
  さて、今回は勝手知ったる場所ですが、時期がドンピシャ中国の春節に当たっています。中華系の人たちが多く住む場所なので何か楽しいことがあるのではない かと期待しています。今回は、ペナン島(ジョージタウン)、ダンノック、ハジャイ、スンガイコロクのそれぞれの春節を見て回るつもりです。

ペナン島の島影が。。。
予定時刻の9:30AMに飛行機はペナン島に無事到着、えらいAirAsia! リニューアルされた空港はまだ設備がきちんとしてません(前回よりましだが)。










コムタ周辺の旅行会社
空港からローカルバス(2.7RM)でジョージタウンの中心・コムタまで移動、まずはサダオ国境行きミニバスを探します。旅行会社はすぐに見つかり運良く12:00のミニバスに乗れました(35RM)。ハジャイ行きですが、国境で降ろしてもらうことになります。








バスの時刻表です
ここからはジョホールバル(ラーキンバスターミナル)、シンガポールまで直行便があるようです。ハジャイはHADYAIになってますね。。。1日4便あれば十分ですね。










コムタの入り口。ちょっと寂しい?
バスが確保できたので、コムタを探検です。それなりの飾り付けをしているところもありますが、盛り上がりに欠けます。












ここは中国か?

暇なので本屋を覗くとバリバリに中国語の本を売っています。ここはマレーシアなのですが、なーんか違和感があります。
春節には必須の人のようです
隣のショッピングモールでは入り口からお出迎え、中もしっかり春節準備が整っているようです。催し物会場では人形の舞台まで出来上がっていました。ここで何をやるのでしょうかね?









人魚うの舞台です
なーんか舞台ができていて、新年を迎える準備OKっという感じですね。人形が飾ってあるのですが、今夜とか何かやるのでしょうか?(まだ午前中だったのでまだ人出はまばらでした)。