2012年10月22日月曜日

マラッカ海峡~再び ⑤

2012年10月22日(月) ペナン島→クアラルンプール→羽田

 束の間の休息も今日で終わりです。やはり健全リゾートに男一人で来てもすることがありません。これがパタヤ辺りなら遊び場はたくさんあるのですが。朝8時過ぎにバトゥ・フェリンギのバス停から102番のバスで一気に空港へ直行します(約90分)。ところで、ペナンでラクサを食べ忘れました。クチンのラクサと食べ比べてみようと思っていたのですが次回の宿題に残しておきます。今日は昼食、夕食ともエア・アジアの弁当です(ビールは312円)。


ビーフシチューです

すきやき風?+カールスバーグ


 今回は初めて国境越えに失敗してしまいました。調査不足ですね。今まで、行けばどうにかなったのですが。反省です。

 参考までに今回掛かった費用を記載します。

総額: 46,563円

交通費: 34,185円(飛行機5回 HANEDA⇔LCCT(KL), LCCT→MEDAN, MEDAN→PENANG, PENANG→LCCT、他TAXI, BUSなど)
宿泊費:  5,704円 (3泊、約1,900円/泊)
食費 : 4,173円
その他: 2,501円(Arrival VISA 2,000円など)

2012年10月21日日曜日

マラッカ海峡~再び ④

2012年10月21日(日) ペナン島

 今日は朝はまあまあの天気でしたがその後は思わしくなくなりました。その上仕事がたまっていて直ぐに処理する必要があります。安宿はWiFiがないためマクドナルドでマック・コーヒーを飲みながら仕事に専念します。途中昼食・昼寝と充電のため帰っただけでまた3時くらいから夜までマックに入り浸りです。




部屋からの眺め。ビーチの延長です

安宿そのものです

 昼食がてらオープンエアで仕事しようとしたら土砂降りになりました。朝の天気は何だったのでしょう。ちょっとやる気が失せて昼間からビールとなりました。


今日はミーゴレン+カールスバーグ

スコールです

 やっと仕事も終わり夜の屋台街を散策です。シーズンオフのためか思ったより涼しく、人も少ないようで盛り上がりに欠けます。やはり中東系の人が多く何やら大量に買っているようです。そのほとんどが家族連れで子連も一緒というのが典型的パターンです。その子供たちがやりたい放題、騒ぎ放題で。。。イスラムの子供の躾は厳しイメージがありましたが、違うのでしょうかね。また、バンコクやパタヤと同じく水タバコが吸える店もちらほら見かけます。それだけ中東様様なのでしょう。


屋台街

 宿のオヤジが推薦していたロングビーチ・カフェで食事をすることに。ビールは高いのでお茶にしました。ここでは商品と引き換えに支払うので明朗会計です。この中華風麺、結構おいしかったです。でも、やっぱりタイのビーチのほうが楽しいと思います。

中華焼そばとティー・ローイ

これが噂のロングビーチ・カフェだ!

2012年10月20日土曜日

マラッカ海峡~再び ③ 国境通過失敗~初めての撃沈

2012年10月20日(土) メダン→ブラワン→メダン→ペナン島

 ガイドブックにはブラワンからペナンまでフェリーが出ているとの記載があります。フェリー会社のHPにも載っていて出発時刻まで書いてあります。この時点では乗れないなど思っても見ませんでした。

 最近早起きは得意です。無料朝食をしっかりいただき7時半にはチェックアウト、10ドル(約100,000ルピー)で手を打ち、バイクのサイドカーで28キロ離れたブラワン港を目指します。雨が降ったり止んだりの生憎の天気ですが、やや涼しいので快適です。

雨の中、街中は大渋滞

事故ったら死ぬなあ、と思いながらもサイドカーから見る街並み、田舎の景色は面白いものがあります。丁度通勤時間帯のためか道は混んでいます。道端の屋台で朝食を食べている人、バスを待つ人、言い争いをしている人、様々です、でも人は多いですね。途中、いきなりガソリンスタンドで停車しガソリンの補給、20,000ルピー支払えとのこと。いつものいやな予感がします。交渉時の愛想の良い笑顔は運転手の顔から消えています。小一時間も走ったでしょうか、そろそろブラワンの街に入ったようです。やはり運転手は場所を知りません、通りがかりの人に道を聞いています。とりあえず港の入り口に到着。高速道路のブースみたいのがあります。ここで運転手200,000ルピーを要求。10ドルは200,000ルピーと言い張ります。ふざけるなと一喝し100,000ルピー札を投げつけて下車。追ってこないところを見ると十分儲かっているようです。結局こちらは20,000ルピーの損です。辺りは倉庫街でフェリー乗り場が見当たりません。かなり不安になってきました。

とてもフェリーが出るとは思えない風景

とりいあえず、ずんずんと進み、倉庫のおっさんにペナン島へのフェリー乗り場を教えてもらおうとしたところ、「飛行機で行けばいい!」との答え。飛行機は知っているけど船で行きたいと押し問答すると、「もうないよ!」との答え。諦めきれずに港内をうろうろして船の写真とか撮っていると、怪しいおっさんに「何してる?写真はダメだ!」と怒られてしましました。ペナン行きのフェリーに乗りたいというと、やはり「そりゃ飛行機ダベェ!」との答え。怪しい英語会話で押し問答をすると、どうも昨年無くなったようです。昔の建物まで連れて行ってやるとのことで、おっさんのバイクの後ろに乗せてもらって港の奥の突き当たりまで行くと、確かにそれらしい建物が。。。来るのが1年遅かったようです。LCCの波はフェリーを駆逐してしまったようです。今まで狙った国境は必ず通過しましたが、今回ばかりは無理、撃沈です。

フェリーじゃない?



去年までのフェリー乗り場(看板あり)



 さて、くだんのおっさん、私が日本から来たことを知ると何故か仲間内の責任者のところに連れて行きわざわざ紹介されてしまい、しばし世間話。その後、これからどうするという話になり飛行機で行くと言うと、タクシー乗り場まで送っていくとの有難い申し出。おっさんのバイクで港の外にある怪しいタクシー小屋(乗り場ではない)まで連れて行かれました。多少のお礼は考えていましたが、結局おっさんに50,000ルピー毟り取られてバイバイ。タクシー料金は空港まで110,000ルピー(別途、高速代と空港入車料で10,000ルピー)、なーんのことはない、これが30キロ走ったときの相場なのです。タクシーはミニバンでエアコン付き、非常に快適です。高速を使って空港まで30分ちょっと。同じ値段で行きと帰りは雲泥の差、相場を知らないのは怖いですね。10時過ぎには空港に着いてしましました。
 空港建物の隅っこにある暗い通りでライオン・エアーなるLCCのペナン行きチケットを片道325,000ルピーで購入。当日券でこの値段、確かにフェリーより安いかもしれません。朝早かったので空港で早めの昼食兼休憩を取ります。早くペナンでゆっくりしたいなぁ。


空港のカフェ。先のオネイサンは綺麗です

プロペラです


 チェックインはしたものの搭乗ゲートへは入れてくれません。40分前になってやっと開放、でも入り止められます。空港使用料を窓口で購入しなければならないようです。指示された窓口で50,000ルピーを出すと不足、100,000ルピーでチケットをくれました。高いなあ、と思いながらも無事ゲート通過、パスポート・コントロールも通過して一段落、ふとさっき購入したチケットの裏を見ると75,000ルピーの数字が。やられました、ここでもせこいボッタクリです。メダンが危険な街というのはボッタクリの街ということだったのでしょうか?それなら納得です。全く危険は感じない街でした。ところで、飛行機はなんとプロペラ機、CAのおねえさんの写真を撮ろうとしたら怒られてしましました(恥ずかしい)。

怒られちゃいました。。。

 そうこするうちあっと言う間にペナン島に到着。空港からバスでジョージタウンの中心地コムタまで、そこで有名なビーチであるバトゥ・フェリンギ行きに乗り換えます。するとバスはニーカブ女性軍団に占拠されていました(※ニーカブ:目だけ出したイスラム女性の黒い全身衣装)。はっきり言って異様です。西アジアからここまで遊びにきているんだと驚きましたが、それ以上に石油の金持ちならタクシーで行けとツッコミを入れたくなります。どうにか目的地のビーチまでたどり着き、お目当ての安宿を探します、がありません。斜め前の安宿で聞くと2年前に廃業したとのこと。と言うか、いきなり日本語で話しかられビックリ、怪しいマレーシア人です。日本に留学して大宮に住んでいたとのこと。ますます怪しいですが、既に5時を回っているのでとりあえず投宿。部屋はオーシャンフロントというか、ドアを開けたらビーチ。津波が来たら完全にアウトですね。中年おやじひとり、別にこんな部屋でなくても良かったのですが。

虹と砂浜とニーカブ女性、絵になります?

恐るべきニーカブ軍団

 ビーチに出ると凄いことになってます。ビーチがニーカブ軍団に占拠されています。散歩する者、特殊な水着で泳ぐもの、さらにバナナボートで嬌声をあげているものもいます。はえはパラセーリングにチャレンジと、とどまることを知りません。地元を離れ解放的になっているのでしょうか。。。

ペナンの夕日はきれいでした。

夕焼けだと明日は天気悪い?


夜は2日ぶりにビールが飲めました。


ここにもイスラム家族が。。。

2012年10月19日金曜日

マラッカ海峡~再び ②

2012年10月19日(金) クアラルンプール→メダン(インドネシア)

 疲れていたのか思ったよりぐっすり寝られました。狭い椅子でもだんだん寝れるような体質に変わってきているのでしょうか。予定通り現地時刻の6時に到着、入国後すぐに出国手続きをして搭乗ゲートに向かいます。最近LCCTの国際線搭乗ゲートに充電コーナーが出来たのでとても助かります。PCの充電を兼ねてメールの処理を一気にしてしまいます。早朝はFree WiFiも空いているので快適です。そうこうするうちにメダン行きの搭乗開始、迷子にならないように人の後に続きます。

遅れないように後を急ぐ
今日はグリーンカレーだ!結構いける。

定刻よりも早く出発、さすがエア・アジア何でもありです。ところで、今日はグリーンカレーにしてみました。思ったよりまあまあです。でも距離が近いため食べる時間が少なくせわしないです。あっという間に到着、まだ朝の8時半ですけど。空港は近代的、しっかりATMもあり何の問題も無くキャッシングができます。なお、空港内の両替は日本円でも妥当でした。バタム島のようにボッタクリはしていませんので安心です。

出口にATM。便利になりました。

ぼったくりTAXI.

 さてどうしたものかと思いましたが、まずは宿の確保のためガイドブックでよさそうな宿へタクシーで直行します。本来バスで行きたいのですがよく分からないので仕方ありません。プリペイド・タクシーで50,000ルピー、高いか安いか全くわかりません。乗って5分、宿へ到着です。完璧にやられました、ぼったくりプリペイド・タクシーです。いくら何でもこの距離で50,000ルピーはあり得ません。今度乗るときは交渉します。憤慨しながらホテルのレセプションへ。英語の話せる女主人はFULLと言い張ります。朝早いのであまり関わりたくないようです。すると貧相な男の従業員が掛け時計を指差して”ツー”といってます。なるほど、2時に出直して来い、と言ってるようです。仕方ないのでどこかの食堂か何かで時間を潰そうかと歩くこと5分、何とマクドナルド発見。その上Free WiFi、電源あり、完璧です。アジアは田舎でも侮れません。



中心部の交差点。イスラムらしくモスクが
電源もある清潔な店舗

 ここで顧客提出用に資料の英訳、休みを取って何をしているのか分かりません。結局、昼食も取りつつ2時までぶっ続けで仕事をしてしまいました。2時過ぎに再度ホテルへ行くと部屋はOK、早速シャワーを浴びて少し休憩して街歩きに突撃です。レセプションでペナン行きのフェリーのことを聞いたら知らないとのこと、ちょっと心配です。ぶらぶら歩くとやたらバイク、車が多いです。歩いている人はほとんどいません。途中、旅行会社でフェリーのことを聞くと知らないとのこと。ままよ、明日直接行くのみです。


駅へ向かうダウンタウンの通り

駅前には古本屋がずらり
足元は常に気をつけましょう!

ぶらぶら歩いていると裏通りで露天マージャンをやてます。中国ではよく見かけますがまさかスマトラでやってるとは驚きです。かなりの距離を歩いてメダン中央駅に出ました。何故か道路を挟んだ駅の対面は古本屋街になっていて何軒もの古本屋が並んでいます(日本のコミックも売ってました(翻訳版ですが))。チケット窓口はCLOSEしていて、その前で机を並べてチケットを売ってました。訳がわかりません。



  歩道橋から出発する電車を見ていました。ゆっくり、ゆっくり走って行きとてものどかです。でも、ピーカンでとても暑く日射病になりそうだったので退却です。途中道に迷ってバイクのサイドカーに20,000ルピーを15,000に値切って乗車、すると300メートルくらいでホテルに着いてしましました。完璧に運転手にやられました。自分の方向感覚はまだ大丈夫そうです。ホテルにWiFiが無かったので、結局マックに逆戻りして閉店の夜10時過ぎまで仕事をしてしまいました。夕食はバタム島に続いてまたもやチキン+ご飯+コーラのセットです。地元の食堂に行きたかったのですが、仕方ないですね。

定番のケンタ風チキンライス+コーラ

2012年10月18日木曜日

マラッカ海峡~再び ① 

2012年10月18日(木)羽田→クアラルンプール

 いつもの如く羽田のカードラウンジで仕事の残務整理をして慌しく深夜のエア・アジアに乗り込みます。最近は貧乏暇なしなので心に余裕がありません。出発時に写真を撮るのも忘れてしまいました。飛行機はかなり混んでいて隣も男性です。これで7時間はきついですね。

 今回は性懲りも無くマラッカ海峡越えを別ルートでトライします。スマトラ島のメダンからマレーシアのペナン島までフェリーで渡る予定です。船会社の今年版のHPに運行している曜日・時間まで掲載されているので大丈夫でしょう。ただ、地球の歩き方に「メダンはインドネシアで一番危ない街という悪評もあるので注意して歩こう」という記載があるのでちょっと心配です。でもこの前のドゥマイはのんびりしたとこだったので大丈夫とは思いますが。。。