2012年5月1日火曜日

インドでヨガ 3日目

2012年5月1日(火)
【ハリドワール→リシュケシュ】

ついにヨーガの故郷、リシュケシュに行きます(たった1泊ですが)。
蚊の大攻撃を受けた安宿を7時過ぎにチェックアウト、バスターミナルに向かいます。ところが、どのバスに乗ったらよいか皆目見当がつきません。ヒンドゥー語の記載しかないのです。仕方なくEnquieryへ行きどのバスか聞いたのですが要領を得ません。5~6人に聞いてやっと出口のところで待っていればバスが来るとの話を聞き待つこと20分、なんとか教えてもらってやっと乗ることができました。車内は満員で入り口のタラップに座り込む奴もでてきています。

(写真:バスターミナル)

(写真:満員の車内)
満員のバスに揺られること小1時間、リシュケシュに到着です。降りたのは良いですが右も左もわかりません。リキシャ乗り場はどちらかと探していると日本人らしき女子がバスから降りてきました。格好は既にインド風になっています。取り敢えず声をかけるとやはり日本の方で、私は日本人に見えなかったとのこと。パチ・シンンガポーリアンを目指す私としては雰囲気が日本人離れしてきたであろうことが嬉しいやら、ちょっと複雑な気持ちです。彼女も私と同じアーシュラム(ヨーガ道場)を目指していたので一緒に上の吊り橋(ラクシュマン橋)近くまで乗り合いリキシャ(途中から貸切)で行き橋を渡って目的のアーシュラム付近まで行き、夕方のヨーガにお互い出ることを確認し一旦解散。こちらは早速宿を確保し、悲しいかな仕事のメールを確認し昼寝、散歩でヨーガの時間を待ちます。
ガンガー沿いのリシュケシュ風景
上の橋(xxxxx)
昼食のベジ・ターリー(聖地なので肉はない!)

 ヨーガは午後5時から1時間半の予定です。ちょっと早めに行ったところ誰もいません。予定表によると4時から1時間のクラスがあるはずなのに道場は真っ暗です。すると先生らしき人が来て、死体のポーズで心を落ち着けて待っていろとの指示。仕方なく仰向けの死体のポーズで待つこと10分、誰も来ません。やっと彼女が来てくれたようです。結局前のクラスはなく、5時からのクラスのみで生徒は2人。んー、この道場は大丈夫なのでしょうか、少々心配です。
ヨガのアーシュラム

 ヨーガは最初発声、ストレッチ系が続きますが、体の硬い私はここまでで結構つらい状況です。つづいて本格的なポーズ。簡単なポーズから”そんなの無理でしょう!”という思わず笑ってしまうポーズまでいろいろです。ポーズの間には必ず死体のポーズかうつ伏せのポーズで休憩が入ります。そして極めつけは内臓を前後左右に回す荒業! 最初見たときは思わず目を疑ってしましました。先生がおもむろにシャツを胸までたくし上げ、腹を一気に凹ませたかと思ったら、縦の真ん中だけポッコリ膨らませ両脇腹は凹んだ状態でいきなりぐるぐる腹のポッコリを回し始めたのです。さすがはヨーガの講師、荒業の1つや2つは持ってないといけないのでしょう。問題はこれを我々にやれということです。できないのは分かっているのですが熱血指導が延々と続きます。講師いわく、1週間朝晩練習をすればできるようになると断言していました。別に、腹回しをするためにヨーガの故郷まできたわけではないのですが。。。
 1時間半のハードな修行を終えて彼女と夕飯を食べにいくことになりました。風通しの良いオープン・エアの安レストランですが、普通のレストランと違い肉と酒がありません。全てベジタリアンの健全メニューしかないのです。ここは聖地のため町全体が禁酒、禁肉食なのです。メタボの人がここで修行したらすぐに痩せること間違いありません。
宿のベランダからガンガーを望む

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