2013年5月5日日曜日

何が悲しくて・・・、インド五たび⑭

2013年 5月05日(日)
マハーバリプラム→チェンナイ→クアラルンプール→コタバル

 朝4:30に起床、5時前には空港目指しチャーターしたタクシーで出発です。でも運転手がよれよれのジジイです。スピードが出せないようで他の車にビュンビュン抜かされます。内心非常に心配になりました。と、いきなりガソリンスタンドに突入。ジジイが『マネー』と一言。よくあるパターンですがガソリン代の持ち合わせがないのです。約束の残りの代金を渡し、ガソリンを入れてやっと本格的な出発です。こんどはやっと車の流れのに乗れるくらいのスピードを出してくれ一安心です。でも、ハンドルにしがみつくジジイの姿は初心者そのものです。絶対私のほうが運転は上手いと思います。どうにかチェンナイ空港まで到着し一安心です。あとは飛行機に乗れればクアラルンプールに戻れます。チェックインは長蛇の列、インド人の荷物の多さにはいつもうんざりです。30分待ってやっと私の番が近づいたと思ってカウンターを良く見ると、3時間30分のディレイです!Oh my God!です。これではコタバル行きの飛行機に乗り遅れます。私のチェックインですかさずクレームを入れます。敵も慣れたもので、クアラルンプールで別の便に振り替えてくれるとのこと。飛行機は一安心ですが、今日中にタイまで行きたいのですが、国境は何時までOPENしているのか分かりません。結構微妙だと思います。
チェンナイ空港入り口

無常にも”DELAYD”の文字が。。。

 待っているとなんと、Air Asiaなのに無料の食事配布がありました。まさか格安航空会社でこんなことがあるとは夢にも思いませんでした。またこれがまずいの何のって!まあ、文句は言えません。。。結局飛行機は5時間遅れました。このままコタバルまで飛んでもタイ国境が開いている可能性は非常に低いです。一瞬クアラルンプールで遊んでようかとも思いましたが、折角なので万に一つに賭けてみることに。LCCTに到着後一目散にインフォメーションで振り替えカウンターを確認し直行、直近の便に振り替えてくれるようまくし立てます。敵も直ぐに対応してくれて荷物無しなら15分後の便に乗れる、とのこと。直ぐに国内線ゲートに直行、最後の客としてどうにかゲット・オン! 座席は1A(最前列のホットシート:有料席)、Air Asiaも捨てたもんではありません。

我先に並ぶ人々(LCCなんですけど)

見ーるからにまずいミールです

到着予定は21:30! 国境に閉切りに間に合うか?

飛行機は予定よりやや遅れて9:50過ぎにコタバル空港に到着、タラップを降り、小走りに空港建物へ突入、真っ先にタクシーカウンターに駆け込みます。ボーダーまで!ところで、ボーダーは何時に閉まるの?との問いに、何時だっけとカウンターのオネーサンが周りに聞きまくります。たまたま空港職員が通り、10時とキッパリ答えます。時計を見ると9:57。がっくりです、完全にアウト。折角ここまで飛んできたのに。バービア・カラオケで弾けるはずが、これでは不完全燃焼です。仕方なくコタバルの中心街まで出ます。明朝またここに戻るのですが、仕方ありません。コタバル・バスターミナル周辺には安宿が多くあり助かります。ただ、ちょっと変人が多いのか、今回の宿主は上半身裸の短パン姿で応対します。話し方もやけにハイ。一瞬ラリッているのかとも思いました。ちょっと腰が引きかけたのですが、後から西洋人のバックパッカーが数名来たので流れで泊まってしましました(疲れてもいたし)。結局、割高な缶ビールを2本飲んでふて寝をするしかありませんでした。

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