2013年7月10日水曜日

ミンダナオからボルネオへ その2 (残念!2回目の国境通過失敗)

2013年07月10日  マニラ→サンボアンガ

 今日はフィリピンで一番危険な地域に足を踏み入れます。最近は落ち着いているとはいえ少し緊張します。外務省の海外安全情報ではまだ上から2番目の「渡航の延期をお勧めします」になっています。まあ、変な所に行かなければ大丈夫とは思っています。

ジプニーです。。。

人がたくさん

我先に乗り込む人びと

 NAIAのターミナル3までタクシーで200ペソ。昼間なのでまあ、そんなものでしょう。そしてセブ・パシフィックのA320はあっという間にサンボアンガニ到着、すごいちんけな空港で出口では運転手たちが我先に自分の車に乗るように言い合いをして危ない雰囲気です(夜なら本当に危なそう)。ちょっとビビッて構内のプリペイド・タクシーで行くことに。(まあ、これは大失敗だったわけですが)。言い値200ペソ(約460円)、目的地の有名ホテルまであっという間に着きました。何処に泊まって良いか全くわからないので、高いのを承知でフェリー乗り場近くのホテルにしました。部屋は普通に広く値段もあまり高くは無いのですが、ホテルの格式は高いようで、海に面して白い蚊帳で囲ったテーブルが並んでいます。プールも綺麗でここだけならいかにも高そうです。でも従業員の質はそれないでした、フィリピンの田舎ですから。


暑い!サンボアンガ空港。空の色が違う!

高級ホテル、広い部屋です




 さて、休息もそこそこに用事をこなす為に灼熱の戸外へレッツゴーです。まずはフェリーのチケット売り場へ。まさに田舎のフェリー・ターミナルですが、確かにボルネオのサンダカン行きのフェリーはありました。でも、明日のフェリーはないんだって! 最近、月曜日だけの週1便になったそうな。HPにあった週2便は過去のことだそうです。メダンもそうでしたがフェリーでの国境越えは鬼門になっているようです。やはり最近のLCCに押されて長距離フェリーは廃れる運命なのかもしれません。このフェリーも廃止になる前に早めに乗る必要がありそうです。

フェリー埠頭入り口

船はあった、でも週1便、しかも高い


 クソ暑い中がっくり肩を落として次の用事、そう、本日のテレコンのためにSIMカードを購入するのです。中心街らしきところでSIMカードを買って開通してもらいホテルに帰り、いざ試しにテレコン番号へかけると繋がりません。仕方なく買ったところへ持っていくとLOADしないと駄目、とのこと。何のことはない、SIM代は払ったが電話料金は払ってないとのこと。確かに以前フィリピンで買ったときは別に払ったような覚えがあります。他の国では少し付いているのに。。。そこで別の店でLOADしてもらいいざテレコン番号へ架けたのですが結局繋がらず。何のためのSIMカードか分かりません。(オネエさんの電話番号聞いておけば良かった)。

強烈な日差し、まさに南国

圧倒的な空の蒼!さすがフィリピンの辺境。

唯一の観光地。FORTなんとか。。。

 気を取り直して明日からの日程を組みなおし、マニラ経由でコタキナバルへ行くことに。どうにか航空券は押さえられましたが予想外の出費です、マニラでの再宿泊は高くつきます。夕食がてら町を散歩、昔の砦跡が近代的な憩いの場所に改装されているようです。夜は音楽に合わせての噴水が出るものもありました。たくさんの地元の人々が夕涼みにきていました。近くで食べた鳥のBBQ定食も美味しかったです。サンボアンガの町もも捨てたものではありません。また来ます。

いつものサンミゲル


 

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