2012年1月16日月曜日

1ヶ月休暇 第8日 (バングラデシュ・クルナ)

2012年1月13日【コルカタ→ハリダスプール/ベナポール国境→クルナ】
※幻のロケット・スティーマーまた振られた、 の巻

今日は一昨年乗れなかったロケット・ステイーマーへ再挑戦です。今回はダッカからでなく逆のクルナからダッカへ乗るつもりです。今日うまく動いていればよいのですが、故障欠航もしばしばあるようなのでどうでしょうか。
YMCAのい入口(わかりにくい!)
まずはYMCAから歩いてSHOHAG(バス会社)のオフィスまで行き、コルカタ-ダッカ直行便に乗り国境で下ろしてもらうことになっています。さすが大手のSHOHAG、バスはたいしたことなく出発も30分遅れましたが、途中で水と朝食のサービスです。ベジ・カレー(ほとんどジャガイモだけ)と油っぽいチャパティが2枚、甘いお菓子とバナナ付きの豪華版です。
(写真 2056 寒さ対策をしたコルカタ市民)
(写真 2059 無料配布のカレー)
写真 2062 インド側(ハリダスプール)国境イミグレ)
(写真 2064 バングラデシュ側(ベナポール)国境を望む)
たいした距離がないのに4時間もかかってやっとボーダーです。相変わらず小汚いインド側イミグレの出国カウンターへ行きます。誰も並んでおらず私1人だけです。出国カードを記入して提出すると、さっそくイジリの始まりです。まずは、宿泊場所として記入したYMCAが気に入らないようです。これはホテルか?から来ました。どうやら知らないようです。場所は何処だ、電話番号はと細かく聞かれます。ガイドブックを指し示し説明し納得。次はVISAの但し書きに着目、今回私が一番気にしているところですが、出国で引っかかるとは思いませんでした。現在、同一ビザでの2ヶ月以内のインド再入国は制限されており、事前申請が必要です。きちんと申請しその旨記載してありますが、これは何だ、ネパールに行くのか?再入国するのかと、いいろいろ質問してきます。この記載がたぶん初めてでどう取り扱ったらよいかわからないようでした。説明すること15分、インド大使館へ提出した英文旅行日程を指し示してやっと了解してくれました。まわりは何処から来たのかギャラリー(こんなとこ勝手に入るな!)が7~8人、やはりインドです。お金をせびられなくて良かったです。でも、再入国の時はもっともめるだろうなぁ、とこのとき実感しました。さて、次はバングラデシュ入国です。2人ほど先客がいましたが、入国カードを書いているうちに私だけになってしましました。係員はフレンドリーに対応してくれました。インド側とは大違いです。NGOで日本に世話になっていることなど話してました。後に誰も来ず暇なのか話が長く10分以上もかかってしましました。でも、気持ちよくスタンプを押してくれて難なく通過、もちろんロードパーミッションも必要ありません(バングラデシュ大使館のWebサイトやガイドブックには陸路通過時には必要な場合があるとの記載があります)。
さて、国境を越えた後は一路クルナを目指します。バスがなかなか出発せず、結局到着したのは5時を過ぎてしまいました。早速リキシャを飛ばしてスティーマーを運行する会社のオフィスへ直行します。と、暗くて人影がありません。中から留守番風情のおやじが出てきて、ここには来ないというようなことを言ってます(英語+ベンガル語)。揉めているとさっそくギャラリーが集まってきてワイワイ状態に。結局わかったことは、現在の運行はダッカ-ボリシャルに短縮されてクルナにはもう来ていないとのことです。これが冬の一時的なものなのか永久的なのかはよく分かりませんでした。行かれる方はダッカから乗船されたほうがよろしいかと。
スティーマーに宿泊するあてがはずれたので、今日は奮発して中級ホテルに投宿してさっそく夜の町の探検です。夜の街といっても艶っぽいことは何もありません。ここはイスラムの国なので酒さえ飲めません。町は暗くて寒いのに人はたくさん外に出て買い物や食事、そしておしゃべりをそこいらじゅうでしています。さて、夕食ですが定番のチキンカレーを食べました。ナンが抜群に美味しくてお代わりをしていまいました。美味しかったので店先で焼いている職人にその旨を伝えたところ写真を撮れということになりました。そしたら、ギャラリーも撮ってくれということでこの二枚です。なお、帰りに公園で歌謡ショーをやってました。観客は全て男です(ショーには女性のダンサーは出ていました)。観客だけを見てると異様です。数少ない楽しみなのかかなりの盛況ぶりでした。でも、ムスリムの女性は夜歩きは一切しないようですね。
(写真 2069 チキンカレー&ナン)
(写真 2070 ナン焼き職人)
(写真 2073 ギャラリー)
(写真 2076 歌謡ショー)

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